しっかりと良質な睡眠をとることは、すこやかな生活の基本ですね。
でも、ちゃんと眠っているのに体の調子がもうひとつ…という人は、
普段の食生活に快眠にいいといわれている食材を取り入れることで、毎日の睡眠や生活に良い変化が表れるかも!
今回は、質の高い睡眠を支えてくれる5つの食材と、手軽な摂取方法を伝授しましょう!
きのこが持つ快眠効果の源は、ビタミンD。精神を安定させたり、イライラを防ぐカルシウムを再吸収させたりと、大切な役目を果たしてくれると考えられています。
紫外線に当てることでビタミンDが活性化するので、できれば食べる前に数時間、日光に当てるといいといわれています。干ししいたけを使うのもいいですよ。
きのこはさまざまなお料理に使いやすい食材ですが、中でも快眠のためにはスープにするのがオススメ。体が温まりますし、おつゆを飲み干すことができるので、栄養素を逃がしません。
冷え性で、体が冷たくてなかなか寝つけない…という人は、体を温めるジンゲロール、ショウガオールという成分がたっぷり含まれているショウガを摂取しましょう。寝る前に少し体温を上げておくことが、心地よい眠りをサポートします。
寝る前であれば、飲み物にショウガの絞り汁をほんの少し加えるだけでも効果はじゅうぶん。ジンジャーティーや生姜湯を作ったりするのもいいですね。黒砂糖やハチミツなどを加えると、さらにおいしく、飲みやすくなります。
セロリのアピイン、パセリのアピオールといった、強い香りの素になっている成分が、精神安定や疲労回復の効果をもたらして、穏やかな睡眠を促すと考えられています。
セロリの独特なクセが気になる方は、中華味のサラダなど、風味豊かなお料理に使うのもオススメです。また、ハンバーグなどに入れると食感が生かされておいしくなります。
パセリをたくさん摂取するには、パセリソースにするのがオススメ。にんにく、くるみ、塩、オリーブ油などと混ぜてペースト状にすると、パスタなどいろいろ使える万能ソースに!
バナナに含まれるトリプトファンは、夜になると、睡眠を促すホルモンであるメラトニンに変化するため、摂取すると寝つきがよくなると考えられています。
バナナはそのまま食べてもおいしいですし、ご家庭にミキサーがあれば、すぐにジュースやスムージーなどができますね。手軽に摂取できるのがいいところです。
ストレスを解消する効果のあるカルシウムと、緊張をほぐすマグネシウムの両方が豊富です。また、ナッツには多くのタンパク質も。タンパク質は寝ている間の血糖値を保持し、安眠をキープしてくれるといわれています。
おやつ代わりなどにそのままつまむのが手軽ですが、一緒に牛乳を摂取するのがオススメです。牛乳はタンパク質の吸収を助ける作用があるので、組み合わせるとダブルの快眠効果が!
これらの食材で体の内側を快眠モードにしたあとは、寝室の環境も快眠モードに変えてみては?
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監修者プロフィール
管理栄養士 犬島麻衣
実践女子大学 生活科学部 食生活科学科を卒業後、管理栄養士として病院勤務。健康と食材の関係を日々追究中。