気が付けばもう11月。そろそろ年賀状の準備をする時期になりますね。
最近は、ネットで簡単に注文ができたり、自宅でプリントをする方も多いと思いますが、
大切な人やいつもお世話になっている方に、
ひと手間かけて手づくりの年賀状を作ってみてはいかがでしょうか。
そこで今回は、かんたんに手づくりできる年賀状のアイデアをご紹介いたします。
手に入りやすい折り紙や千代紙、和紙などを適当な大きさに切ったり、ちぎったりして、はがきに貼るだけで、手づくり感が伝わりあたたかみのある年賀状に…。
ポイントとしては、お正月らしい「赤や金、和風古典的な絵柄」を選ぶこと。千代紙や和紙は、ハサミを使わずにちぎってみると、味わいが出ます。
また、筆をとるのはちょっと苦手という方は「謹賀新年」や「あけましておめでとうございます」などの挨拶文は、あらかじめ印刷をしておくことをおススメします。
お子様と一緒にシールを貼る感覚で、切ったり貼ったりしながら楽しむこともできますし、色々なバリエーションが作れます。
- 千代紙を丸くちぎって重なるように貼った場合。
- 折り紙を四角くカットしてひし形に並べて貼った場合。
最近は、100円ショップでも色々な柄が売られているマスキングテープ。
家族の写真やお気に入りの写真を貼ってマスキングテープで可愛くふちどりしてみましょう。
年賀状すべてに同じ写真を使うのはちょっと…と敬遠される場合も、数枚なら親しい方や近況をお知らせしたい方だけに送ることができます。
しばらく、会っていない友達に懐かしい写真を貼って送ってみると、久しぶりに会うきっかけになるかもしれません…。
- ※
- はがきに和紙や写真を貼る際には、はがれぬように全面を密着させてのり付けをするようにしてください。あまり厚さがあると、手紙扱いとなり料金が変わる場合がございます。
毎年、たくさんの年賀状が届くのはうれしいですが、どんどん溜まっていくので、整理が大変と感じたことはありませんか?
そこで、今回はガムテープやパッキングテープ、マスキングテープなどを使って、簡易製本する方法をご紹介しましょう。
まず、はがきのサイズの厚紙を用意します。お気に入りのポストカードなどを使用してもOK。
背表紙側が平らになるように揃えて、大き目のクリップで固定します。次にはがきを回転させて背表紙側にマスキングテープを貼ります。
(この時、マスキングテープは5cm幅、年賀状は50枚くらいを目安に製本すると良い)テープののりがしっかりと年賀状に貼りつくように指でしっかり押さえます。
両サイドの余ったテープは、カットしてできあがり。
このようにまとめるとパラパラとめくって本のように年賀状を見ることができるので、とても便利。必要な場合は取り出して、再び挟むこともできます。
また、表紙や背表紙にタイトルを入れると分類しやすくなります。
- ※
- 簡易製本のため強度はございませんので、ご注意ください。
文 & フォトスタイリング撮影:榎木 直子
N’s Color Style* (http://ameblo.jp/nscolorlife/)
フォトスタイリング協会・本部講師の他、毎日の暮らしやインテリアを楽しく提案するサイト「インテリアと暮らしのヒント」(http://ameblo.jp/gg-interior/)で、可愛くて便利なプチプラアイテムの情報発信をしている。色とスタイリングの知識を活かしたパーソナルカラー診断、器とクロスのカラーレッスンなども行っている。