晴耕雨読という言葉をご存知ですか?
晴れの日には田畑を耕し、雨天の日にはのんびりと読書をする。
悠々自適な生活をうたった言葉です。
雨だからと言ってお仕事をお休みするわけにはいかないかもしれませんが、
たまには家事や仕事を忘れて本を片手にのんびりと過ごしてみてもいいのでは?
読み始めた本が面白すぎて、寝食も忘れ、一気に読んでしまう…そんな経験ってありますよね?
この時、脳ではドーパミンという脳内物質が分泌されています。
ドーパミンが出ると喜びを感じる。喜びを感じると人は夢中になるそうです。
しかも、このドーパミン、障害を乗り越えていく程、最高に良質なものが出るとのこと。
この性質を利用して、憂鬱な気分になりがちな雨の日こそ、いつもより難解なミステリー小説や壮大な恋愛小説など、一筋縄ではいかないような本を堪能し、良質なドーパミンを出してみてはいかがでしょうか?
*クコの実入りはちみつレモン*
レモンに含まれるクエン酸には疲労回復効果があります。またレモンの香りにはリラックス効果や気分を明るくしてくれるリフレッシュ効果も。はちみつを入れることで、疲労回復や滋養強壮も期待できます。
読書で酷使した目の疲れを癒すためにクコの実を7粒くらい入れるのがポイントです。
クコの実は目にいいだけでなく、老化防止や美容効果もある女性におススメの食品です。
目が疲れてきたなと思ったときに、おススメしたいのが「合谷(ごうこく)」のツボ押し。
親指と人差し指の間にあるツボです。
目の疲れだけでなく、肩こりやイライラにも効くのでおススメですよ。
あたりまえのように使っている「梅雨」という言葉。
耳馴染みのある言葉ですが、由来をご存知ですか?
梅の実が熟す時期に降る雨。そこから「梅雨」とつけられたそうです。
暦の上で梅雨が始まる6月11日頃を入梅(にゅうばい)といいます。
他にも雨を表す素敵な言葉は、たくさんあります。
「桜雨」…さくらあめ 桜の花の咲く頃に降る雨。
桜を散らしてしまう雨のことは、桜流しという。
「催涙雨」…さいるいう 七夕に降る雨。
織姫と彦星が逢瀬の後で流す惜別の涙、あるいは逢瀬が叶わなかった哀しみの涙の雨といわれている。
切なくも美しい雨の名前。
「潦」…にわたずみ 雨が降って地上に溜まる水のこと、俄かに立つ水。
雨が作った水たまりにも、こんな綺麗な名前がついているんですね。
なんだか雨が多くて億劫なこの時期も少し素敵に感じませんか?
いかがですか?雨が続くと、ついつい気分がふさぎがちになってしまうもの。
飲み物やツボ押しなども上手に利用して、憂鬱な梅雨も楽しく過ごしたいですね。