毎日のスマホやパソコン習慣で、気づけば背中が丸まってはいませんか?
「猫背」は首や肩に負担をかけ、首・肩こりや頭痛の原因に。
しかも見た目がぐっと老けた印象になってしまいます。
若さと健康を保つためにも、美背中ストレッチで正しい姿勢をキープしましょう。
スマホやパソコン、炊事や掃除など、日常生活には前屈みになる作業が結構あります。気をつけていないと、ついつい猫背になりがち。加えて、年齢と共に背中の筋肉も衰えるため、背筋を伸ばすのがむずかしくなり、ますます背中に無駄な脂肪がつきやすくなるという悪循環に。
猫背は老けて“見える”だけでなく、老けを証明する姿勢でもあるのです。逆にいえば、背中を鍛えることで老けを防止できるというわけ。まずは座ってできるストレッチで、すっと伸びた美しい背中を取り戻しましょう。
背中には大きな筋肉が20個以上あります。これを鍛えるのに効果的なのが、腕を動かすこと。
ここでは、座ったまま腕を後ろに回すストレッチに挑戦してみましょう。
●基本は腕の後ろ回し
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背筋を伸ばしたまま椅子に深く腰掛け、両手で肘を抱えます。
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両腕でつくった輪をまっすぐ上にあげ、頭の後ろに持っていきます。
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腕を写真の位置でキープ。一連の動きは、首と背筋は伸ばしたままで行います。
これをゆっくり約1分間繰り返しましょう。
- ※頭の後ろまで腕が回らない場合は、届くところまで腕を上げ下げして筋肉をほぐしてから無理をせずに再挑戦してみてください。
頭からくぐりにいかず、首と背筋はまっすぐに!
息を吸うとみぞおちが締まり、上半身が伸びますよね。これが美しい姿勢の基本。
美背中ストレッチは、この姿勢をイメージしながら行うと効果的です。
重要なのは、途中で背中を曲げないこと。腕に頭をくぐらせようとして首を前に持ってくるのもNGです。首も背筋も伸ばしたまま、顔は正面を向いて、腕だけを後ろに回してください。
腕が上がるより先に、頭が迎えにいってしまっています。これではますます猫背になってしまい、逆効果。背筋は伸ばしたまま行うのが鉄則です。
基本ポーズに左右の動きをプラス
基本の動きをマスターしたら、今度は腕を頭の後ろでキープしたまま、上半身を左右に倒してみましょう。
肋骨を突き出すようなイメージでゆっくりと、1分間繰り返します。
美しい背中を保つためにはストレッチだけでなく、
日頃の意識も大切です。
歩くときもスマホを覗き込むときも、
背中が丸まっていないかをつねにチェック。
気づいたら即伸ばす習慣をつけましょう。
※文章中で紹介している体への効果には個人差があり、掲載内容が効能・効果を保証するものではございません。