からだの内側と外側からアプローチ!冬の乾燥対策からだの内側と外側からアプローチ!冬の乾燥対策

この季節、きちんと乾燥対策をしていないとお肌はカサカサ、髪はパサパサになってしまいがち。
また空気が乾燥していると、風邪やインフルエンザなどのウイルスも繁殖しやすくなり、
体調をくずしやすくなってしまいます。
今回はからだの内と外からできる乾燥対策をご紹介します。

『肺』に良いとされる食べ物は「白い食べ物」『肺』に良いとされる食べ物は「白い食べ物」

東洋医学では体を《肝・心・脾・肺・腎》という五臓でとらえます。
乾燥によるお肌のかさつきや喉の痛みに関わるのは、『肺』の部分。
『肺』にいいものを意識して食べることで、乾燥に負けない元気な体を手に入れることができますよ。
特に、白い食べ物には体を潤す作用があり、乾燥が気になるとき、意識して取り入れることで皮膚や粘膜に潤いを与えてくれると言われています。

  • 百合根:肺と肌に潤いを与える。イライラや不眠にも効果あり。
  • 梨:肺に潤いを与える。酒毒にもよい。
  • 白ごま:肺に潤いを与える。
  • 牛乳:肺や胃腸を潤す。
  • 白木耳(しろきくらげ):皮膚の乾燥、のどの渇き、空咳によい。
  • 蜂蜜:皮膚の乾燥によい。
  • 松の実:肺を潤すことで肌の乾燥を改善する。
  • 山芋:潤いを与える。アンチエイジングにも効果あり。
  • 引用:病気・症状を改善 これならできる 漢方ごはん(講談社)

その他にも、クコの実・レーズン・なつめなども体を潤してくれるので、おやつ代わりに食べるのもおすすめです。
サプリメントで潤いを補うよりも、なるべく普段の食事から取り入れたいものですね。

飲む点滴、甘酒飲む点滴、甘酒

最近話題の甘酒。
飲む点滴と言われるだけあって美肌・美髪効果を期待させてくれるそうです。
甘酒には酵素とお肌に必要な栄養素がたっぷり含まれているので、お肌の乾燥が気になるときに飲むと潤いを感じることができるかもしれません。
おすすめは甘酒の豆乳割り。
豆乳にはコラーゲンやヒアルロン酸の生成を促したり、角質の水分量を増やすことで肌の保湿力を強化してくれる作用があると言われています。
毎日飲み続けることでお肌がしっとりとしてくるかもしれませんね。

外側からのケア外側からのケア

内側のケアにプラスして外側からのケアも同時に行うことが 大切です。
たとえば、外側からのケアとしてお風呂からあがる際に、まだ体が濡れている状態で保湿効果のあるオイルを塗るとお肌の乾燥を防いでくれます。ポイントは必ず体が濡れている状態で塗ること。水分と油分が合わさることで、よりお肌に浸透しやすくなるそうです。
また、就寝時間の潤い対策として、枕元にコップ1杯のお水をおいたり、観葉植物を置くのも効果的。観葉植物は吸収した水分を葉っぱから蒸発させることでお部屋の空気の乾燥を防いでくれるそうです。視覚的な癒しだけでなく、潤いも与えてくれるなんて優秀ですね。

乾燥の時期を越えたら心華やぐ春がやってきます。
万全な状態で桜の季節をむかえるためにも、上手に乾燥対策をして潤いのある毎日を過ごしてくださいね。

※文章中で紹介している体への効果には個人差があり、掲載内容が効能・効果を保証するものではございません。

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