冬は、夏よりも代謝が上がり、痩せやすいといわれています。
でも食べてばかりで運動をさぼっていたら、その限りではありません。
お正月太りなんて言葉もあるように、1月は要注意の季節。
ストレッチで運動不足を解消し、こわばった筋肉をほぐしてあげましょう。
今回のストレッチの目的は、寒さで固まった筋肉をほぐし、代謝を促すこと。
朝起きたときや夜寝る前に、ふとんの上でも簡単にできるエクササイズですが、お腹まわりが気になる人にもおすすめです。
ストレッチされている部分を意識しながら、ていねいに体を動かしてみましょう。
●お腹や背中のたるみをなくす
うつぶせ状態で肘を立てて背を反らせるところからスタートする、ほぐしストレッチ。
一見ラクそうに思えますが、ふだん運動していない方にはこのポーズだけでもかなりの刺激を感じるはず。
これにひねりを加えた動きで、背中のムダなお肉やお腹のたるみをケアします。
うつぶせになり、両肘を立てて上体を起こします。手は軽く握ったまま、肩に力を入れずに顔は真正面に向けて。足は自然に開いた状態(腰幅程度)でOKです。
手のひらで床を押さえて肘を安定させ、そのまま後ろを振り返ります。自分の両足が見えるぐらいの角度をめやすにし、振り返った姿勢で3秒キープ。これを左右10回ずつ繰り返します。
- ※ 回数は目安です。ご自身の体力や身体の状況に合わせて無理せず行なってください。
●3秒キープは正しい姿勢で
肘から手のひら、腰から膝下までがぴったり床につき、上体だけを後ろにねじるのが正しいポーズ。ムダな動きや力を入れず、美しく振り返ることを心がけましょう。
②の姿勢を反対側から見た様子。肩や腕、脚などによけいな力が入らないようにしましょう。
●振り向くときに、肩や腰を浮かせない
振り返るときに腰が浮いてしまうと、ポーズ全体が崩れてしまい、ほぐし効果が得られません。お腹にきちんとストレッチがかかっているかを意識しながら、正しい姿勢を心がけましょう。
首だけを動かそうとすると、腰や肩も不自然に浮いてしまいがち。お腹から上体をひねるような感じで振り返ってみましょう。
冷えと運動不足でこわばった筋肉は、時々ほぐしてあげることが肝心。
そのまま放っておくと血管を圧迫し、血行不良をおこしてしまうこともあるからです。
まだまだ寒い日が続きますが、きちんと体をケアして、元気に冬を乗り切りましょう。
- ※ 文章中で紹介している体への効果には個人差があり、掲載内容が効能・効果を保証するものではございません。
2018.02.06