急な来客や、忙しい時期のおもてなし。
ちょっと慌ててしまうことって、ありませんか?
そんな時にパパッとおしゃれにみせるには、豆皿使いが便利です。
おかずが地味だったり、品数が少なくても、豆皿があれば盛りだくさんでおしゃれに見せることができるのです。
今回は、急な来客でも慌てない豆皿を使った盛り付け方や、並べるコツ、簡単レシピをご紹介します。
- 豆皿とは??
- 小皿の中でも9cm以下の物を豆皿と呼びます。
- 何個ずつ買ったらいいの?
- 食器を買うときは、大抵家族の人数分、もしくは来客時に使うことを考えて5枚ずつ、6枚ずつと買ってしまいがちですが、豆皿を購入するときは1つずつでも大丈夫です。旅先で、たまたま立ち寄ったお店で、目に留まったものを1つずつ買い足していきましょう。
金額も300円~1000円前後と比較的手頃な物が多いので、自分へのプチプレゼントとしてちょっとずつ買い足していくのも楽しいですね。
また、小さい物なので普段はなかなか選ばないデザインへのチャレンジもしやすいのではないでしょうか?その時のインスピレーションで集めるのも楽しいですね。
- 小さいけど何を盛りつけたらいいの?
盛り付ける料理は、特別に手の込んだ料理である必要はなく、買ってきた物でも、お漬け物でもOKです。豆皿の多様なデザインが、お料理のフォローをしてくれます。カボチャの煮物なら1個だけポンと置いてみましょう。シンプルな料理や玉子焼き、プチトマトなどでも大丈夫です。
- 豆皿に盛りつけるときのコツは?
豆皿は、その時のお料理にない色のお皿を選ぶと良いでしょう。例えば、カボチャの煮物があったら、オレンジと緑(皮の部分)以外の色の豆皿を選びます。特にオレンジと緑の補色(反対色)すなわち、藍色や紫などの色が入った豆皿が似合います。揃える豆皿の色は、好きな色に偏らず色々な色合いの物を揃えるとお料理に合わせて楽しめます。
- 豆皿を選ぶ時、ぜひ加えたい2種類
豆皿の数の1割程度は、無地の単色の豆皿を入れると、うるさくならず、ぐっと締まった印象になります。
そしてもうひとつ加えたいのが、ガラス器の豆皿。ガラスというと洋風で夏の印象がしますが、その限りではありません。1つ加えることで透明感、奥行き感が出てさわやかな印象になります。
(その1)無地の単色
(その2)ガラス器
このふたつはコレクションの中にぜひ意識的に加えてみてくださいね!
- 形はどんなのを選んだらいいの?
豆皿の形は多種多様です。丸や四角、桜や梅の形、ひょうたんなど色々。形が多様なものを選ぶことができるのが豆皿使いの楽しさです。思い切ったデザインや様々な形を楽しんでください。
- 形がバラバラで、テーブルにどうやって
置いたらいいかわかりません
豆皿は折敷(おしき)やトレイ、竹ざる、大きめのプレートなどにのせると、運んだりするときにも扱いやすくかっこよくまとまります。見た目に寂しいときは、トレイと豆皿の間に手ぬぐいなどの布を敷くとまとまりやすいです。特に竹ざるのような素材のトレイは、品良くまとまりますのでおすすめです。
カフェ風の白木のトレイも可愛いのですが、ちょっと寂しい印象になってしまうことも。そんな時には手ぬぐいや季節柄のクロスなどを間に1枚敷くと、見た目が華やかになります。
- 料理が苦手な人にこそ、豆皿がお薦め
カフェのようにワンプレートに盛りつけようと思うと、味移りや彩りを考えなければなりません。加えて美味しそうに見える盛り付けテクニックも必要になってきます。でも豆皿なら、細かいことは気にせず、料理を盛り付けて、トレイなどにまとめて置くだけで華やかに印象に…。お料理はシンプルでも、季節や行事に合わせた豆皿をひとつを取り入れるだけで、季節感も演出することができます。色々使えて便利な豆皿、ぜひ取り入れてみてくださいね!
- 菜の花と桜エビのアンチョビ炒め
<材料>
- 菜の花…1/2束
- 乾燥桜エビ…大さじ2
- アンチョビフィレ…2枚
(もしくはアンチョビペースト 小さじ1/2) - オリーブオイル…小さじ1
【作り方】
- ①菜の花は塩を入れた湯でさっと湯がいて水気を切り3cm程の長さに切る。
- ②フライパンにオリーブオイルとアンチョビを入れ軽く熱し,菜の花と桜エビをさっと和える。
- 新じゃがの青のり和え
<材料>
- ジャガイモ(男爵やキタアカリなどほくほくした物がお薦め)…中3個
- 塩…小さじ1/3
- バター…5g
- 青のり…大さじ2
【作り方】
- ①ジャガイモは洗ってラップに包み、レンジ600Wで6~7分加熱する。
※じゃがいもに竹串などをさしてスッと通るくらいまで加熱時間を調整してください。 - ②やけどをしないように注意しながら熱いうちに皮をむく。
- ③1/4程度の大きさにカットしてボウルに入れ、熱いうちにバターと塩で味をつけ、最後に青のりをまぶす。
- 鯛の桜マリネ
<材料>
- 鯛のお造り…6切れ
- 桜の塩漬け…2つ
- オリーブオイル…小さじ1
- 桜の塩漬けの塩…ふたつまみ
【作り方】
- ①桜の塩漬けは 余分な塩を小皿などにはたいて水に5分程浸して余分な塩分をぬく。
- ②ボウルにお造り、オリーブオイル、①の小皿に取った桜の塩漬けの塩を入れてさっと和える。
- ③器に盛りつけ、①の桜の花を水気を拭いて上に添える。
2018.03.01