課題ハンズフリー対応|衛生対策
テーマ医療|オフィス|スマート工場|車載機器
空間上で手を動かせる境界領域をガイド表示することで
非接触なマウス操作を直感的に実現する技術です。
技術概要
非接触の空間操作で、今まで実現できなかったマウスの複雑な操作方法を実現
- 従来の非接触技術である空中ディスプレイ、空中タッチパネルなどでは、空間上の手のジェスチャや位置情報のみで動作する操作デバイスであることから、右クリックに相当する操作ができないなど、実行できる操作の選択肢が限定的でした。このほか、使い慣れた既存のマウス用の操作画面がそのまま使えないといった実用上の課題もありました。
- 本技術では、上下に分割した操作空間毎にジェスチャ動作を切り替えることで、マウスと同等の複雑かつ多様な操作を実現します。
- 例えば、マウスのようなポインタ移動操作やクリック動作なども可能です。また、両手を使えば、ドラッグ&ドロップ動作といった、より高度な操作バリエーションを付加することもできます。
空中表示による視覚フィードバックにより直感的に操作可能
- 従来、空間上で手を動かす操作デザインは、どの位置で何ができるのかが操作ユーザーにとって分かりづらいという課題がありました。
- 本技術では、空中映像を応用して、空間上に操作の境界領域を示す空中ガイドを実像として立体的に表示することにより、直感的に操作領域を操作ユーザーに知覚させて、手の配置位置や操作時のフィードバックを視覚的に得ることができます。
活用イメージ
- 医療現場や食品工場、クリーンルームといった衛生面への配慮を要する環境において、マウスでの複雑な操作を前提とするような操作をする際に、本技術をご活用いただけます。
例:医療現場の操作端末、クリーンルーム内の作業盤など。 - 本技術を適用すると、通常のPCと同様の操作ユーザインターフェースであっても、非接触で操作することができますので、清掃作業等も不要となり、作業効率の改善に貢献できます。
提供ライセンス
ライセンス 方式 |
関連特許・ノウハウのライセンス(非独占的通常実施権) ※また、共同研究等のご希望がありましたらご相談ください。 |
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関連特許 | 特許第6428665号、特許第6493240号、特許第6638450号ほか |
技術指導 | 条件次第で技術者派遣可(要相談) |
※本ページの記載は2023年10月時点の情報に基づくものであり、特許の権利状況等は最新状況と異なる場合があります。