執行役社長 漆間 啓の画像 執行役社長 漆間 啓の画像

三菱電機グループは、「たゆまぬ技術革新と限りない創造力により、活力とゆとりある社会の実現に貢献する」という企業理念を掲げています。

また、私たちは従来、「成長性」「収益性・効率性」「健全性」の3つの視点によるバランス経営を行っており、その中でも、収益性と資産効率をより意識した事業運営をはじめています。加えて、「事業を通じた社会課題の解決」という原点に立ち、サステナビリティの実現を経営の根幹に位置づけています。これにより、企業価値の持続的向上を図り、社会・顧客・株主・従業員をはじめとしたステークホルダーの皆さまへの責任を果たしてまいります。

さらに、お客様から得られたデータをデジタル空間に集約し、分析するとともに、グループ内が強くつながり、知恵を出し合う事でコンポーネント、システム、統合ソリューションを進化させ、新たな価値を生み出し、その価値を更に幅広いお客様に還元する「循環型 デジタル・エンジニアリング企業」へ変革し、多様化する社会課題の解決に貢献してまいります。

同時に、一連の品質不適切事案への反省を踏まえて、品質風土、組織風土、ガバナンスの3つの改革を着実に進めていくとともに、取締役会に「3つの改革モニタリング委員会」を設置し、改革の進捗状況をモニタリング、監督する体制も整えました。信頼回復に向けた3つの改革を深化・発展させながら、引き続き、新しい三菱電機の創生に向けた変革に全力で取り組んでまいります。

当社グループのコミットメント“Changes for the Better”は「常により良いものをめざし、変革していきます」という三菱電機グループの姿勢を意味するものです。私たちは、ひとりひとりが変革へ挑戦し続けていく強い意志と情熱を共有し、『もっと素晴らしい明日』を切り拓いていくことをお約束します。

今後とも、皆さま方のより一層のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

代表執行役 執行役社長