非接触生体センシング技術・人の存在・状態センシング技術で、
安心安全とウェルビーイングを実現
概要
運転中のドライバーのわき見や居眠りを検知する「ドライバーモニタリングシステム(DMS)」のカメラを用いて、脈拍や血圧の変化などの生体情報を非接触で推定し、ドライバーの意識消失などの体調異常を検知する「非接触生体センシング技術」を開発しました。
また、ミリ波技術を用いた「人の存在・状態センシング技術」を開発。カメラセンシング技術と合わせて、幼児置去り検知やエアバッグ制御用の体格検知を実現、車載特有の環境条件/使用条件を考慮して開発した堅牢な検知アルゴリズムで他社差別化を図ります。
今後は、これらのヒューマンモニタリング技術の高度化を図るとともに、そのデータ利活用のサービス開発も進めていきます。
技術ポイント
- 非接触生体センシング技術:各研および医学系大学とも連携し、カメラで脈拍だけでなく、脈拍間隔、血圧、呼吸を計測。先行者としての差別化を継続する。
- 人の存在・状態センシング技術:カメラ+ミリ波のフュージョン技術を開発し、カメラ提案のみ可能な競合他社との差別化を図る。
- 長期間計測した生体データの分析による高齢者能力低下や体調、ストレス等の推定技術:他社に先駆けて着手し、差別化を図る。