人や物の移動の自動化を効率良く実現
自動運転の利用拡大で、労働力不足問題に貢献

概要

自動運転トラクターの自律制御モデルを設計し、MILS/SILS環境を構築します。様々な走行環境をシミュレーションし、実機に適用。それらを基にモデルベースを開発し、大型物流倉庫の無人搬送に適用しています。

自動運転トラクターは牽引するトレーラを考慮した複雑な運動制御が必要です。本技術は走行シナリオを机上かつ自動で検証・評価することで開発ループの高速化を行い、実機試験を大幅に削減します。

移動体自律制御・モデルベース開発技術の概要

技術ポイント

  • MBD:自動運転トラクターの自律走行制御をモデリング
  • シミュレーション自動テスト環境(CI):自動運転車両の認知・判断・操作を含む統合MILS/SILS環境により、様々な走行環境を再現して机上かつ自動で検証・評価。ラピッドプロトも活用し、実機と机上での検証により開発ループを高速化・並列化
  • 行動計画技術:交通状況・運行指示・移動体状態に応じて安全かつ効率的な行動を計画
  • 動作計画技術:前進、後退、牽引含む複雑な運動特性を考慮した走行経路を生成し、モデル予測で移動体を制御

SDGsへの取組

  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 安心・安全・快適なくらしの実現

SDGsとは?