世界遺産に登録されている「姫路城」の城下町、姫路市にある三菱電機姫路製作所は1943年に航空機の電装品工場として設立され、その後モータリゼーションの発展とともに業務を拡張。そのエレクトロニクス技術を活用して、エンジン車から電気自動車まで自動車業界を支える製品を作り続けています。現在は、車の電動化が急がれる中でその技術力はさらに重要度を増し、カーメーカーの要求に応え三菱電機ならではの製品を提供しています。その中で植中さんはハイブリッド車など環境配慮型自動車の中枢部でもあるインバーターの開発を担当。ガソリン車から電動車へと激変する自動車業界でどのような想いで開発をし、環境についてどのように貢献しようと考えていらっしゃるのか、お話をお聞きしました。
![白鷺城とも呼ばれる美しい白亜の姫路城は、春には約千本の桜に覆われる](img/pic_vol16_1.jpg)