先端技術とデータを活用した
DXソリューションで社会課題
の解決に貢献

ビジネス・プラットフォームビジネスエリア(BPBA)は、幅広い事業領域を保有する三菱電機グループの中で、DX・ITを専門としたビジネスエリアとして2つの役割を担っています。

1つ目の役割は、循環型 デジタル・エンジニアリングの実現に向けた三菱電機グループの「業務」と「事業」の変革をITを活用して牽引し、複数事業を有するコングロマリットとしての強みを拡大することです。BPBAとしては、AIやデータサイエンス、ビジネストランスレーション等のDXの推進に不可欠な先端技術を獲得・強化し、経営・事業データの横串を通してグループ内のつながりを強化・発展させることにより、グループ・グローバル連結経営の強化とともに、複数事業の強みを掛け合わせた統合ソリューションの創出・拡大を支えます。

2つ目の役割は、三菱電機グループが自らのDXの成果を活かして、情報システム・サービス事業も循環型ビジネスモデルに進化することにより、データ活用によるお客様への提供価値拡大を図り、持続的な事業成長を実現させることです。

BPBAは、DX・ITをベースとしたこの2つの役割をしっかりと果たすことにより、社会・環境課題を解決しながら事業を発展させる三菱電機のサステナビリティ経営の実現に貢献します。

スマートフォンのセンサーを活かして手軽に3次元計測

3次元計測アプリ Rulerless

3次元計測アプリ Rulerless3次元計測アプリ Rulerless

Rulerlessは、スマートフォンなどに搭載されているLiDAR(Light Detection And Ranging)センサーを使って3 次元形状を高速・高精度に計測できるアプリケーションです。高価なLiDAR機器を必要としないため、災害調査、設備点検、工場への機器搬入シミュレーション、建築測量、住居の模様替えなど、様々なシーンで活用できます。その使いやすさや被災者の復興支援の迅速化という社会貢献性の高さを評価され、2024年1月に米ラスベガスで開催された世界最大級のテクノロジー見本市 CES2024でイノベーション・アワードを受賞しました。

サプライチェーン全体のGHG排出量を可視化して環境経営をサポート

GHG※1排出量データ一元管理ソリューションcocono

coconoは、GHGデータを、人手を介さず収集・可視化することで、ホットスポットの見極めのほか、GHG削減に向けた分析・対策を支援するソリューションです。2050年までにカーボンニュートラルを目指す企業は、自社の活動による排出量(Scope1・2※2)に加え、自社以外のサプライチェーンによる排出量(Scope3※2)のデータを収集・算定する煩雑な作業が必要です。coconoは、この作業負担を軽減し、鮮度と精度の高いデータを経営判断に役立てていただくことで、企業のカーボンニュートラル推進を支援します。

※1Greenhouse Gas(温室効果ガス)

※2Scope1:事業者自らによる温室効果ガスの直接排出(燃料の燃焼、工業プロセス)、Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出、Scope3:Scope1、Scope2以外の間接排出(事業者の活動に関連する他社の排出)
出典:環境省、経済産業省「グリーン・バリューチェーンプラットフォーム」

GHG排出量データ一元管理ソリューションcoconoGHG排出量データ一元管理ソリューションcocono

健康管理の中核を担う保険薬局の業務を支援

保険薬局向け次世代コミュニケーションサービス AnyCOMPASS

AnyCOMPASSは、地域包括ケアシステムの構築が求められている中、各地域における健康管理の中核を担う保険薬局の業務を支援するためのクラウドサービスです。その第一弾となるクラウド版電子薬歴サービスは、単に薬歴管理ができるだけでなく、充実した機能で患者さんに寄り添った服薬指導が行えます。AIアシスタント機能(開発中、特許取得済:特許7507329)により薬歴記載業務の効率化と、より質の高いサービス提供に貢献する他、患者さんとのややりとりを時系列に沿って表示する患者タイムライン(特許出願済、意匠登録済:意匠登録1755674)も備え、「すべての人に健康と福祉を」提供する為、保険薬局をサポートします。

レセプトコンピュータの略称。医療施設から健康保険組合等の支払い期間に対し、診療報酬を請求するために診療報酬明細書を作成する電子システム

保険薬局向け次世代コミュニケーションサービス AnyCOMPASS保険薬局向け次世代コミュニケーションサービス AnyCOMPASS