近隣小学校への出前授業
系統変電システム製作所(赤穂)では、近隣の赤穂西小学校で出前授業を行いました。テーマは、「電気をつくる」で、発電と電気の利用について手回し発電機などを実際に動かし、実験を交えて勉強してもらいました。
色々な発電方法、発電機のしくみ、発電機とモーターの関係、LEDや蛍光ランプなど照明器具の違いによる省エネ(消費電力)の違いなど、大きな発電所から小さいLED機器まで、色々なことを学んでもらいました。
サマーフェスタでの科学教室
神戸製作所では、主に小学生を対象とした科学教室をサマーフェスタに合わせて開催しました。テーマは、「モーターの振動で動く動物」で、モーターについて説明を聞いた後、金属ブラシとモーターを使って、モーターの振動で動く動物を作りました。みんな早く走らせるために、金属ブラシの手先の角度を何度も調整して動作確認を繰り返しました。最後は、レースを行ない、成績優秀者はプレゼントを受け取り満面の笑みを浮かべていました。
科学の楽しさを伝える「子ども科学教室」
京都製作所では、若手従業員が先生となって液晶テレビの仕組みを伝える「子ども科学教室」を2012年から開催しています。教室では、分光シートを使って光にはどんな色があるのかを探し、光の三原色がどのように混ざると何色になるのか顕微鏡で観察します。また、分解した液晶テレビの実物でその構造を学び、参加者全員が楽しみながらテレビの仕組みを知ることができます。
近隣小学校の生徒を対象に開催しており、体験型の教室を通じて科学が大好きな子どもを増やしていけるよう取り組んでいます。
小・中・高校生向け理科教育推進活動
未来のエンジニアの卵である子どもたちに理科に興味を持ってもらうため、三菱電機の理科教育推進グループは2009年から小・中・高校への出前授業や、全国各地で開催される理科イベントへの出展、そして尼崎市内にある研修センターで開催する科学教室「サイエンスフェスタ」を行っています。
通常の授業では経験できない実験を交えながら、電気製品など身近なものに使われている理科の基本原理について、三菱電機のエンジニアが分かり易く説明します。
また、学校でのカリキュラムに合わせた教室の開催や、プログラミングなど学習指導要領を先取りしたIT系のプログラムも用意し、教育現場との連携や社会ニーズを意識した取り組みを進めています。
音の日ダイヤトーン
三田製作所では、2010年から「音の日(12月6日)」のイベントとして、近隣中学校技術部の生徒を招待して「音の日DIATONE音体験会」を開催しています。人が聞き分けられる音の周波数や、スピーカーの音が振動板の素材によって違いが出ることを、実際に音を聞きながら体験してもらっています。
兵庫県立有馬富士公園での里山保全活動
三田製作所では、2011年から里山保全活動を開始し、従業員からなる事務局で活動を運営しています。活動場所は三田市にある兵庫県立有馬富士公園で、生木の生育を妨げる草や笹を刈ったり、伐採されたまま放置されている竹の回収作業を行ったりしています。
三菱電機科学教室「ハンドルの下の力持ち?!」
姫路製作所は、2016年から工場近隣の小学生と先生を招待し、科学教室を開催しています。テーマは姫路製作所で製造している自動車用部品「電動パワーステアリングモーター」の仕組みで、学校の授業で「電磁石」と「モーター」について習う5年生が対象です。若手エンジニアが講師役となり、クイズや動画を用いて製品を紹介するなど、わかりやすい言葉や表現になるよう工夫しています。
また、「電動パワーステアリングモーター」をより身近に感じてもらえるよう、教室開催後には工場見学や自動運転車両によるデモ運転を行っています。子どもたちに理科やものづくりへの興味を喚起するだけでなく、交流を通じて地域のみなさんに少しでも姫路製作所のことを知ってもらえるよう、活動を継続していきます。
篠山市油井地区での森林ボランティア活動
神戸製作所では、2007年に自主参加の活動メンバーを募り社会貢献同好会を立ち上げ、兵庫県篠山市油井地区の共有林で年7回、里山保全活動を行っています。また、地域の方々や行政、三菱電機で「油井鎮守の森を守る会」を発足し、定期的に活動についての打合せをしています。
「子どもたちが遊べる広場づくり」を目指して、 放置された自然林の間伐や遊歩道整備に取り組み、子どもたちと一緒に森の観察や工作ができるように森を整備しています。都会とは全く違う空気と森林浴、そして木々を整備することで、メンバー全員が森のパワーをもらっています。
里山保全活動「みつびしでんき 有田川の森」
冷熱システム製作所は、和歌山県のプロジェクト「企業の森」※に参画しています。2016年10月に和歌山県や土地所有者、地元森林組合と協定を結び、2017年5月に初回の植樹活動を実施し、以降、定期的に活動を行っています。従業員とその家族、行政関係者、森林組合の方たちと、大切に森へと育てています。
※和歌山県内の森林環境保全に様々なかたちで取り組む企業や労働組合などによる事業の総称。和歌山県内の放置された森林や手入れの進まない森林を企業・団体が借り受け、植栽や下草刈りなどの管理・育林を行うもの。
瑞ヶ池公園の桜を育てる会
1986年に設立した「瑞ヶ池公園の桜を育てる会」は、伊丹市の桜を守り育てるため、近隣住民の方々とともに高周波光デバイス製作所の従業員が始めた活動です。その功績が認められ、2009年には財団法人日本さくらの会より、日本最高峰の「さくら功労者」として表彰され、2011年には伊丹市より、他の模範となる善行をたたえる善行賞「つつじ賞」を受賞しました。そして、日米友好の桜を米国へ寄贈して100周年を迎えた2012年には、「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰を受賞しています。
瑞ケ池周囲には、ソメイヨシノ・山桜・八重桜など、約600本の桜が植樹されています。伊丹市緑化協会及び近隣の自治会長などの協力のもと枯枝剪定・施肥・清掃活動を継続的に行っています。
「尼崎の森中央緑地」での森づくり活動
この活動は、尼崎臨海地区の工場跡地で進められている取組で、16万本の苗木を植え、100年かけて多様な生物が棲む森を育てることを目指しています。
2016年に先端技術総合研究所が参加して以降、活動の輪が広がり、現在は関西地区の複数事業所※が連携して森づくり活動に参加しています。
毎月、地域ボランティアの方々とともに、植樹のほか間伐や除草等の活動を行っています。
※先端技術総合研究所、関西支社、伊丹製作所、通信機製作所、コミュニケーション・ネットワーク製作所
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