三菱電機グループは、行政や地域のみなさまのご協力のもと従業員が主体となって進める環境保全活動や、自然を大切にする気持ちを育む子ども向け野外教室を展開しています。
2023年度活動実績
三菱電機グループで取り組んでいる「里山保全プロジェクト」ならびに「みつびしでんき野外教室」の実績を紹介します。
2023年度里山保全活動とみつびしでんき野外教室の活動実績
活動事例
里山保全プロジェクト
三菱電機グループの従業員で取り組む活動として、2007年10月から、事業所周辺の公園や森林、河川などの身近な自然を回復する活動「里山保全プロジェクト」を進めています。多様な生命を育み、様々な恵みを与えてくれる自然へ恩返しするとともに、事業所のある地域に貢献することが狙いです。NPOや自治体にご協力いただきながら、「地道と継続」をモットーに各地域の状況に応じた活動を実施しています。
みつびしでんき野外教室
「みつびしでんき野外教室」は身近なフィールドで、参加者である子どもたちとリーダーとなる従業員とが、ともに自然を体感するもので、自然共生社会の実現に向けた「環境マインドの育成」のための取組です。
名所・史跡での里山景観保全活動
三菱電機プラントエンジニアリング株式会社 西日本本部は、香川県綾川町の羽床地区における名所・史跡である「羽床城跡」や「堤山」の里山の景観を取り戻す活動に参加しています。
羽床地区の里山にはかつては広葉樹林が広がっていましたが、竹が侵入し荒廃していたことから、地域住民を中心とした「羽床地区里山の景観を守る会」が保全に向けた取組を進めています。
活動では、ヤブ状態になっている竹林の整備と、伐採した竹のチップ化を地域の方たちとともに行っています。長くて重い竹を切り倒し、運び出す作業は大変ですが、地域の共有財産を守る取組にやりがいを感じています。
インドネシア3拠点合同での緑化活動
インドネシアにある三菱電機グループ3社、PT. Mitsubishi Electric Indonesia、PT.Mitsubishi Electric Automotive Indonesia、P.T. Mitsubishi Jaya Elevator and Escalatorは毎年合同で植樹活動を行っています。三菱電機グループの環境ステートメント「eco changes-for a greener tomorrow」のもと、インドネシアの自然を保全し、地球環境を守る活動として、国内各地で実施しています。
2017年は、マングローブの保全活動を行っている非営利団体「Indonesia Mangrove Restoration Foundation」の協力のもと、ジャカルタの北部海岸エリアでマングローブを植樹しました。活動のために集まった社員150名は、膝まで水につかり、足をとられながらも1,500本の苗を植えました。