5月のDSPACEコラムで、「宇宙メダカ育ての親募集」の記事を書いたのを、覚えてますか? 7月に六本木ヒルズ内「毛利池」で宇宙メダカを放流しようと、宇宙メダカ研究会が1000人の育ての親を募集したところ、届いた応募はがきは1万5千通を突破! 事務局の説田さんはどんどん届く往復はがきに「うなされた」。抽選で1000件プラスαを選び、全国の宇宙メダカ研究会会員の方たちが手分けして梱包・発送作業を行った。
ありがたーいことに、我が家にも宇宙メダカたちがやってきた。(ちゃんと往復はがきを出して応募したんですよ)。水そう内を果敢に冒険し、次男があげすぎた餌を頼もしいほどにバクバク食べる姿は「さすが宇宙メダカの子孫」。宇宙へ行った祖先の冒険心を受け継ぎ、どこでも生きていけそうな感じだ。心なしかバランス感覚もいいように見えてくる。
その可愛い姿を眺めているうちに、「放流式までの1ヶ月だけの育ての親なんてつらすぎる・・・」と早くも別れの場面を想像してしまう。事務局に問い合わせると、「産卵・孵化したメダカたちは、ご自宅で育てて結構です」とのお答え。よし、子孫を増やすぞー。
宇宙メダカ研究会は、宇宙メダカを飼育したい人に無料で配布している。(営利目的等は除く)。飼育がうまく行かなかった場合も、再度メダカをもらえるという懐の深さ。研究会のホームページには、ユニークな仲間たちが紹介されている。例えば山形県天童市の酒屋さん。メダカに「天童くん」と向井千秋飛行士に命名してもらった記念に大吟醸「天の童」を作ってしまった。四国には、メダカを本格的に育てようと空き家を買い、メダカを通した交流の家にしてしまったお爺ちゃんもいる。人生楽しんでる人ばかり。
放流会は7月25日、六本木ヒルズの毛利池で午後1時から。毛利衛宇宙飛行士の講演もある。惜しくも今回、抽選に外れてしまった方には、秋以降に配布を予定しているとか。ご希望のかたは8月以降に下記ホームページから、メールを送ってみてくださいね。
宇宙メダカ研究会
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/7315/
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