夏休みは、夜更かしができるのと共に、夜でもそれほど寒くないので、星の観察にも最適である。特に、明け方まで起きて、星空を眺めていると、夏の夜に多い流れ星もたくさん見ることができる。昨年も紹介したように、8月中旬にはペルセウス座流星群が活動する。年間の三大流星群の一つで、その流星の数の多さは折り紙付きである。とりわけ毎年8月11日から14日頃には最も活発となり、空が暗く、星がよく見えるところでは、1時間に50個、場合によっては100個近い流れ星を数えることができる。今年のペルセウス座流星群の極大日は8月12日夕方とされている。今年は夜半前には月明かりが邪魔をしているが、明け方近くには沈んでしまうので、12日明け方か、13日の明け方には多くの流れ星が期待できる。今年も、国立天文台では、ペルセウス座流星群にあわせてキャンペーンを行うので、そちらも参考にしながら、ぜひ明け方の夜空の流星の乱舞を楽しんでほ
しい。 |