センサ管理による予防保全と安全性確保
2014年11月 掲載
搬送機器メーカーのオムニヨシダ株式会社は、垂直搬送機の安全性を高めるために、「安全シーケンサ」を組み込んだ搬送機を開発した。垂直搬送機にはもとから故障時のリスクを回避するシステムが組まれているものの、「ISO13849-1」「IEC61508」の安全規格に適合した安全シーケンサの採用により、シーケンサそのものの故障によるリスク低減も図るという、より安全面に配慮した新しい搬送機となる。またセンサの管理を効率化するために、エニイワイヤのセンサ管理ソリューション「AnyWireASLINK」を組み合わせ、センサ自体の故障によるトラブルも未然に防ぐ仕組みがとられている。

事例のポイント
- 1. シーケンサ+CC-Link IE Field+CC-Link Safetyで安全性確保の機能性、信頼性を向上
- 2. 自己診断可能な安全シーケンサで故障をタイムロスなく検知
- 3. 多数のセンサを集中管理し予防保全や断線箇所特定が可能に