社会インフラエリア
商材が混載する倉庫でも、確実&的確にピッキング!
商材ピッキングには、作業を行う人が多数必要
今では生活の一部になった、インターネットでのショッピング。幅広いジャンルのアイテムをPC、スマートフォンで簡単に購入できる手軽さと、すぐに配送してくれる便利さから、現在でもユーザーが増え続けているといいます。
しかし、その使いやすさとは裏腹に、ネット通販会社には多くの苦労も。その一例が、商材のピックアップです。私たちの手元まで商材を届けるためには、商材が格納されている大倉庫のなかから注文が来た商材を1つひとつ探し出すことが不可欠です。その作業を的確にこなすとなると、非常に多くの人材が必要になってしまうのです。
3次元とカラーの認識で、形が違うアイテムも識別!
このような課題を解決する手段として現在開発が進められているのが、混載商品の識別・ピッキングを可能にするロボット。なんと、3次元とカラーを両方認識できるセンサーを使って、さまざまな商材が並ぶ棚のなかから、必要な商材だけを選ぶことが可能。たとえばボール、クッキー、本……と、形状が違う注文が同時に重なったとしても、それをしっかり識別して選んでくれるのです!
人が行う作業を実現する、センサーや電動ハンドも
また、3次元やカラーの認識だけでなく、慎重に取り出すことができる電動ハンドも搭載。安全に商品を運ぶことができるため、人が商材をピックアップするのと変わらない作業クオリティを実現します。
ロボットが開発されれば、ネット通販会社の課題を解決できるだけでなく、ネットショッピングがもっと使いやすくなる可能性も。そんな未来が、実はもうすぐそこまで近づいてきているのです。