高速カウンタシーケンサ本体内蔵高速カウンタ機能

製品情報

内蔵高速カウンタの番号と割り付け
シーケンサが処理できる最大周波数について
簡単なプログラムで演算遅れのない、高速比較結果が得られます
FX3U，FX3UCシーケンサのカウンタモード

シーケンサの一般のカウンタでは数10Hz程度のカウントが上限ですが、FXシーケンサに標準装備された高速カウンタを使うと、高速パルス入力をカウントすることができます。

内蔵高速カウンタの番号と割り付け

内蔵高速カウンタは、汎用入力X000〜X007の入力を用います。また、1相式、2相式やスタート，リセット機能付きなど使用するカウンタによって入力形式や、入力端子番号があらかじめ決められています。

FX3S，FX3G，FX3GC，FX3U，FX3UCシーケンサ

U：アップ入力　　D：ダウン入力　　A：A相入力　　B：B相入力　　R：リセット入力　　S：スタート入力

入力番号	1相1計数入力
入力番号	C235	C236	C237	C238	C239	C240	C241	C242	C243	C244	C244※1 (OP)	C245	C245※1 (OP)
X000	U/D						U/D			U/D
X001		U/D					R			R
X002			U/D					U/D				U/D
X003				U/D				R				R
X004					U/D				U/D
X005						U/D			R
X006										S	U/D
X007												S	U/D

入力番号	1相2計数入力						2相2計数入力							FX3U-4HSX-ADP※3 の入力割付
入力番号	C246	C247	C248	C248 (OP)	C249	C250	C251	C252	C253	C253 (OP)	C254	C254※2 (OP)	C255	1台目	2台目
X000	U	U			U		A	A			A			○	-
X001	D	D			D		B	B			B			○	-
X002		R			R			R			R			○	-
X003			U	U		U			A	A			A	-	○
X004			D	D		D			B	B			B	-	○
X005			R			R			R				R	-	○
X006					S						S	A		○	-
X007						S						B	S	-	○

※1FX3U，FX3UCシーケンサのみ
※2FX3G，FX3GCシーケンサのみ
※2FX3Uシーケンサのみ

【例】
C238（1相1計数）を使用すると、「X003が高速入力端子」に自動的に切り替わります。また、C252（2相2計数、リセット付）を使用すると「X000がA相入力」「X001がB相入力」「X002がリセット入力」に自動的に切り替わります。
残りの入力は、一般の入力としてそのまま使えます。
なお、高速入力端子の入力フィルタは自動的にゼロに調整されます。