シーケンサ MELSEC-Aシリーズ リニューアル

A0J2(H)CPUをQシリーズに置き換えるが、配線はそのまま使いたい…
A0J2リニューアルツール
対応シリーズ:
既設の配線はそのままで、A0J2(H)システムをQシリーズへ置換え可能!
A0J2リニューアルツール
A0J2(H)シリーズをQシリーズへ置き換えるためのツールです。既設ユニットの配線端子台をそのまま装着できるインタフェースユニットと既設取付け穴を活用するためのベースアダプタなどで構成されます。
複数の取付け方法があり、設置スペースに合わせた取付けができます。
インタフェースユニット
Qシリーズの入出力ユニットと組み合わせるためのインタフェースユニットです。
DC出力からリレー出力の変換機能やAC入力からDC入力の変換機能を持つインタフェースユニットとQシリーズコネクタタイプのDC入力/出力ユニットと組み合わせられます。
インタフェースユニットからQシリーズ入出力ユニットまでの配線は専用接続ケーブルで接続します。

《積上げタイプ》
既設ユニット手前に奥行きの空きスペースがある場合、シーケンサを積み上げて、既設の盤設置面にそのまま取付けできます。
注:奥行き寸法が236mm以上必要です。
(インタフェースユニット2段時)
《平置きタイプ》
既設ユニット上部に空きスペースがある場合、シーケンサを平置きで設置できます。
注:現状取付け寸法に比べ、上部に92mm以上の空きスペースが必要です。
《別置きタイプ》
シーケンサのみ別置きできます。
構造 (例)2段積み、積上げタイプ
以下部材にて構成されています。

基本構成

- ※1インタフェースユニットは、一部機種を除きDC24V電源が必要です。Q62P を選択されない場合は、別途外部電源をご用意ください。
- ※2A0J2リニューアルツールは、使用するインタフェースユニットに対して以下の表に示す機種に対応しています。
- ※3シーケンサ固定台セットは、「ベースアダプタ」、「取付台」、「取付板」、「端子台」、「電源用ケーブル」の構成です。
インタフェースユニット対応機種一覧
生産中止機種 | 置換え用インタフェースユニット | 生産中止機種 | 置換え用インタフェースユニット | ||
---|---|---|---|---|---|
入力ユニット | A0J2-E32A | SC-A0JQIF-32A | 入出力ユニット | A0J2-E28DS | SC-A0JQIF-28DS |
A0J2-E32D | SC-A0JQIF-32D | A0J2-E28DT | SC-A0JQIF-28DT | ||
出力ユニット | A0J2-E24R | SC-A0JQIF-24R | A0J2-E56AR | SC-A0JQIF-56AR | |
A0J2-E24S | SC-A0JQIF-24S | A0J2-E56AS | SC-A0JQIF-56AS | ||
A0J2-E24T | SC-A0JQIF-24T | A0J2-E56DR | SC-A0JQIF-56DR | ||
入出力ユニット | A0J2-E28AR | SC-A0JQIF-28AR | A0J2-E56DS | SC-A0JQIF-56DS | |
A0J2-E28AS | SC-A0JQIF-28AS | A0J2-E56DT | SC-A0JQIF-56DT | ||
A0J2-E28DR | SC-A0JQIF-28DR |
- 1.Qシリーズに置換えの場合は、入出力混合ユニット「QX41Y41P(前半:入力32点、後半:出力32点)」を選定することで、プログラムを変更せず、置換えできます。
- 2.A0J2リニューアルツールは、MELSECNET/MINIコンパクトタイプ入出力ユニット(AJ35PTF-□(28AR、56DRなど))をCC-Linkに置換える時にも使用できます。
- 3.シーケンサ接続ケーブルなど、記載以外の製品につきましては「三菱電機システムサービス株式会社」にお問い合わせ、ご相談ください。