情報/ネットワーク PROFIBUS-DP

PROFIBUS-DP

PROFIBUS&PROFINET International（PI）が開発・維持している産業用フィールドバスです。PROFIBUSは、欧州を中心に幅広い分野で使用されています。

PROFIBUS-DPマスタ局として使用することで、PROFIBUS対応スレーブ機器をシステムに組み込めます。リモートI/Oユニットやドライブなどのフィールド装置とコントローラ間での高速データ伝送を可能にするプロトコルです。

最大12Ｍbpsの高速通信と大容量のデータ交信

最大12Mbpsの伝送速度で、高速なデータ交信が可能です。1台のFX5-DP-Mに最大64台のスレーブ局が接続でき、入出力データはそれぞれ最大2048バイト(スレーブ局1台あたりの入出力データはそれぞれ最大244バイト)まで可能です。

スレーブ局の通信障害情報を取得可能

入出力データ交信中にスレーブ局で発生した通信障害情報および拡張通信障害情報を、バッファメモリを使用して取得できます。

入出力データの読出し/書込み方法

入出力データの読出し/書込みは、CPUユニットのデバイスとFX5-DP-Mのバッファメモリの間で行います。 PROFIBUS Configuration Toolでのリフレッシュ設定、またはMOV命令やFROM/TO命令のプログラムを使用し、入出力データの読出し/書込みを行います。

PROFIBUS-DP

形名		伝送プロトコル	対応CPUユニット
形名		伝送プロトコル	FX5U	FX5UC	FX5UJ	FX5S
	FX5-DP-M PROFIBUS-DPマスタユニット	PROFIBUS-DP	○ 最大1台	※1 ○ 最大1台	○ 最大1台	×
	FX3U-32DP PROFIBUS-DPインタフェースブロック	PROFIBUS-DP	※2 ○	※2 ○	×	×

※1FX5UC CPUユニットと接続時は，FX5-CNV-IFCまたはFX5-C1PS-5Vが必要です。
※2FX5U，FX5UC CPUユニットと接続時は，FX5-CNV-BUSまたはFX5-CNV-BUSCが必要です。システム構成により，どちらかを選択してください。