安全増設 特長
コンセプト
安全増設ユニットの接続だけでシステムを簡単に構築
安全メインユニット(FX5-SF-MU4T5)をFX5U/FX5UC/FX5UJ CPUユニットに接続するだけで安全制御システムが簡単に導入でき、 1システムで一般制御と安全制御が可能です。 そのため、安全コントローラでは必要だった安全状態をモニタするための配線や、安全リレーで構築する際に必要だったリレー間の配線などが不要です。 さらに安全入力拡張ユニット(FX5-SF-8DI4)を接続することで、安全入力が拡張できます。
スプリングクランプ端子台採用で3ステップで配線完了!
圧着コネクタや圧着工具不要。ケーブルを準備するだけで配線でき、配線工数を削減できます。
ロータリスイッチを回して内蔵プログラムを選択
安全増設ユニットには、それぞれ9種類のプログラムが内蔵されています。ユニット正面のロータリスイッチで、動作させる内蔵プログラムを選択するだけで、安全制御システムの構築が可能です。そのため、安全制御のためのシーケンスプログラムは不要です。
安全増設ユニット構成ガイドで配線が一目でわかる!
安全増設ユニットをご活用いただくために、MELSEC iQ-Fシリーズ安全増設ユニット構成ガイドをご用意しています。
本構成ガイドは、安全増設ユニットのシステム構成や設定、および配線を容易に確認するためのツールです。
- *:三菱電機FAサイトより ください。
MELSEC iQ-F 安全増設ユニットは、ドイツの安全機器メーカ「SICK」社と共同開発・製造しています。
SICK(ジック社)は安全ソリューションサプライヤとして、各種安全機器をはじめ、産業用センサ、
自動認識システムなどの開発・製造を行っています。
*当社が提携したメーカと共同で開発・製造し、両社の社名・ブランドを冠した製品です。
一般仕様と保証内容が異なりますので、各支社にお問い合わせいただくか、各製品のマニュアルをご参照ください。
ジック株式会社 (SICK)http://www.sick.jp
安全メインユニット
形名 | 合計点数 | 安全入力 | 安全出力 | 安全度レベル(SIL) | パフォーマンスレベル(PL) | オフディレイ 時間 |
内蔵プログラム | 接続形状 | 対応CPUユニット | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
FX5U | FX5UC | FX5UJ | FX5S | ||||||||||
8点 | 4点 | 4点 | SIL3(IEC 61508) | PL e(DIN EN ISO 13849-1) | 0 / 0.5 / 1 /1.5 / 2 / 2.5 / 3 / 3.5 / 4 / 5 s | 9 種 類 |
スプリングクランプ端子台 | ○ | ※1 ○ |
○ | × |
※1FX5UC CPUユニットと接続時は,FX5-CNV-IFCまたはFX5-C1PS-5Vが必要です。
安全拡張ユニット
形名 | 合計点数 | 安全入力 | 安全出力 | 安全度レベル(SIL) | パフォーマンスレベル(PL) | オフディレイ 時間 |
内蔵プログラム | 接続形状 | 対応CPUユニット※3 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
FX5U | FX5UC | FX5UJ | FX5S | ||||||||||
8点 | 8点 | 0点 | SIL3(IEC 61508) | PL e(DIN EN ISO 13849-1) | ※1 | ※2 9 種 類 |
スプリングクランプ端子台 | ○ | ※4 ○ |
○ | × |
※1オフディレイ時間は安全メインユニット側で設定します。
※2内蔵プログラムはINPUT A, INPUT
Bのそれぞれについて安全メインユニットとのロジックパス接続方法を設定できます。
※3CPUユニットへの接続時は、安全メインユニットが必要です。
※4FX5UC
CPUユニットと接続時は,FX5-CNV-IFCまたはFX5-C1PS-5Vが必要です。