Factory Automation

シーケンサ MELSEC-Lシリーズ 特長 CPU

ベースサイズの制約を受けない構造

Lシリーズはベース不要。取付けスペースはベースサイズに制約を受けることなく、必要最小スペースで設置できます。
さらにユニット追加時にも、ベースのスロット数による制約を受けず、増設ベース追加などのシステムコストを抑制できます。

制御盤内の取付けスペース削減

ユニット前面に見やすくシリアルNo.を印字

ユニットの前面にシリアルNo.を印字しました。
稼動中のシステムでもユニットを取り外すことなく、シリアルNo.を確認できます。

GX Works2でもシリアルNo.を確認できます。

生産設備の規模に合わせてシステム拡張が可能

分岐/増設ユニットを使用することにより、増設3ブロックで最大40ユニット*1装着できます。
装置やラインの規模に合わせて、システムを拡張できます。

CPUユニット*2 増設ブロック数 装着可能ユニット数*3
L02SCPU(-P)
L02CPU(-P)
最大2ブロック 基本ブロック:10ユニット
増設ブロック:11ユニット
L06CPU(-P)
L26CPU(-P)
L26CPU-(P)BT
最大3ブロック
  • *1.L06CPU(-P)、L26CPU(-P)、L26CPU-(P)BTの場合です。
  • *2.シリアルNo.の上5桁が“13072”以降のCPUユニットが対象です。
  • *3.入出力ユニット、インテリジェント機能ユニット、ネットワークユニットおよび分岐ユニットの合計です。
    電源ユニット、CPUユニット、表示ユニット、増設ユニット、RS-232アダプタ、RS-422/485アダプタおよびENDカバーは含みません。

装着可能ユニット数の上限に達したブロックに分岐ユニットを追加する場合、分岐ユニットを追加するブロックの1ユニットを、増設するブロックに移設してください。

■ L26CPU-BTの最大システム構成例

  • *4.分岐ユニットを含まない、入出力ユニット、インテリジェント機能ユニット、ネットワークユニットの合計です。

最小限の配線で制御盤内がスッキリ

分岐ユニットの装着位置を組み替えることで、縦長/横長のシステムにかかわらず、最小限での配線が可能です。また、増設ケーブルは0.6m、1.0m、3.0mを用意していますので、システム構成に合わせて選択*5できます。増設ケーブルはワンタッチ方式なので簡単に脱着できます。

  • *5.増設ケーブルの総延長距離は3.0m以内で使用してください。

■ 縦長システムの構成例

■ 横長システムの構成例

■ 縦横混在システムの構成例

■ 分岐/増設ユニット使用時の装着位置について

ユニット 装着ブロック 装着可能位置
分岐ユニット 基本ブロック CPUユニットの右隣またはENDカバーの左隣
増設ブロック 増設ユニットの右隣またはENDカバーの左隣
増設ユニット 基本ブロック 装着不可
増設ブロック 電源ユニットの右隣