CC-Link IEフィールドネットワーク特小無線ネットワーク対応製品
特小無線ブリッジユニット
NZ2WM-GFBT
- CC-Link IEフィールドネットワークに、通信距離が長く、電波の回り込み特性に優れた特小無線の無線子局を接続できます
- 無線子局を無線中継することにより、広範囲に設置された多数の無線子局と通信できます
- エンジニアリングツールにより無線子局のパラメータ設定だけでなく、接続状態・受信電力・入出力データ等をモニタできます
- 特小無線ネットワーク監視ツール*1により、特小無線ネットワークの状態を確認できます
特小無線MODBUS®内蔵型I/Oユニット
NZ2WM-R4MTNZ2WM-R4MP
- 入力2点、出力2点で各種機器の監視・制御に使用できます。また、パラメータ設定でパルスカウント2チャンネルを使用できます
- 入出力ユニットはMODBUS® RTUマスタとして、MODBUS® RTUスレーブ(最大8台)を接続できます
- 入力増設ユニット、入出力増設ユニット、アナログ入力増設ユニットを接続することで、入出力点数を拡張できます(増設ユニットは最大8台)
- 特小無線パラメータ設定ツール*1により、子局ユニットのパラメータ設定ができます
特小無線USB接続アダプタ
NZ2WM-USBT
- 無線子局をどこに配置すればブリッジユニットと通信できるかを、無線子局を設置する前に確認できます
- 特小無線環境サーベイツール*1により、使用できる無線チャンネルおよび、無線機の設置に最適な場所の確認ができます
*1)各種ツールは当サイトより無償ダウンロードいただけます。各対応OSは以下のとおりです。
特小無線ネットワーク監視ツール、特小無線環境サーベイツール : Windows® 7/8/8.1
特小無線パラメータ設定ツール : Windows® 7
特小無線ネットワークの機能
自動交信機能
- ブリッジユニットが自動交信周期にしたがって無線子局とRWr/RWwデータの送受信(リフレッシュ)をプログラムレスで実行できます
- スター接続の場合は、自動交信周期は早くなりますが、無線子局はブリッジユニットの電波が届く範囲にのみ設置できます
- メッシュ接続の場合は、無線子局が中継局にもなるため、中継により自動交信周期が遅くなりますが、広範囲に無線子局を設置できます
- メッシュ接続の場合は、無線子局の故障や無線伝送路の劣化などで使用不可の経路が発生しても、自動的に最適な経路を再構築するので信頼性の高いネットワークが構築できます
個別交信機能
- 任意のタイミングで子局ユニットと1:1で入出力データの交信ができます
- 自動交信で割り付けられる入出力データ(最大64ワード)より、大きなサイズの入出力データ(最大128ワード)の交信ができます
特小無線ネットワークの監視ツール
特小無線ネットワーク監視ツール
- 運用中の無線ネットワークのトポロジー、電波の強度を把握できるため、障害箇所の特定および障害要因の推定が容易になり、メンテナンス性を向上できます
特小無線環境サーベイツール
- 設置予定エリアにおける電波の強度(到達距離)を事前に把握できるため、ブリッジユニット、無線子局の設置場所の妥当性を事前に検証できます
特小無線ネットワーク仕様
項 目 |
仕 様 |
制御仕様 |
ブリッジユニット |
最大接続台数*2 |
64 |
自動交信入出力点数 |
1~510点(1~510ワード) |
個別交信入出力点数 |
1~128点(1~128ワード) |
子局ユニット |
最大接続台数 |
64 |
自動交信入出力点数 |
1~64点(1~64ワード) |
個別交信入出力点数 |
1~128点(1~128ワード) |
通信仕様 |
周波数帯 [MHz帯] |
920 |
チャンネル数 |
27チャンネル |
通信速度 [bps] |
100k |
中継段数 |
最大10段 |
*2)子局ユニット1台あたりの最大点数により、子局ユニットの接続台数が減少します。
無線子局ユニット通信(RS485)仕様
項 目 |
仕 様 |
MODBUS® RTU通信*3 |
通信プロトコル |
MODBUS® RTU |
通信速度 [bps] |
2400/4800/9600/14400/19200/38400/57600/115200 |
データビット長[ビット] |
7、8 |
パリティ |
パリティなし、奇数、偶数 |
ストップビット[ビット] |
1、2 |
MODBUS® RTUスレーブユニット最大接続台数 |
8 |
最大通信距離 [m] |
1000 |
増設ユニットリンク*3*4 |
通信プロトコル |
独自方式 |
増設ユニット最大接続台数 |
8 |
最大通信距離 [m] |
1000 |
*3)MODBUS® RTU通信と増設ユニットリンクは混在できません。
*4)三菱電機システムサービス株式会社製の入力増設ユニット(SWLEX-X16)、入出力増設ユニット(SWLEX-XY16)、アナログ入力増設ユニット(SWLEX-AD4)が使用できます。
サポート情報
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