インバータ ソフトウェア　FR Configurator2 機能

立上げ時の設定を効率よく

システム設定

インバータとパソコン間の接続方法を設定します。接続されたインバータを自動認識して設定することもできます。接続するインバータの局番、機種、容量、内蔵オプションを手動で設定することもできます。

テスト運転

選択したインバータに対して、運転指令、周波数設定、運転モードを設定できます。

コンバート機能

FREQROL-A700シリーズ、またはFREQROL-A500シリーズからのリニューアル時に、パラメータ自動変換機能でパラメータ設定できます。

運転前の調整、運転中の確認が簡単

パラメータリスト

選択された局番のパラメータを表示、変更できます。

機能別設定で入出力信号を割り付けできます。

USBメモリパラメータコピーファイル編集

インバータからUSB メモリに読出したパラメータ設定値（USBメモリパラメータコピーファイル）を編集できます。

一括モニタ機能

インバータのモニタ項目を一度に複数モニタできます。
端子モニタでは、オン/オフ状態をモニタできます。

オフラインオートチューニング

ウィザード形式で、必要なパラメータ設定の後、チューニングを行ないます。

わかりやすいから簡単にできるメンテナンス

診断（アラーム履歴）

インバータのアラーム履歴を表示します。また、時計機能の設定またはCC-Link IE TSN利用で、アラーム発生時刻も表示可能です。 いつ、どのようなアラームが発生したかを確認でき、アラーム発生の原因究明をサポートします。

ヘルプ

インバータとソフトウェアの取扱説明書の内容を表示します。

グラフ機能

インバータのデータをサンプリングしてグラフ表示できます。またはトレースデータを読み込んでグラフ表示することもできます。

寿命診断

インバータから読み出した寿命情報を専用画面で表示します。交換時期を越えているインバータ部品は、警報マークが表示されます。寿命部品の交換時期の目安 としてお使いください。

記号	名称	機能・内容
A	局番選択	寿命診断を実施したい局番を選択します。
B	更新時刻	データ更新した時刻（パソコンのシステム日付）を表示します。
C	更新	寿命情報の内容を更新します。
D	主回路コンデンサ寿命測定	主回路コンデンサ寿命測定を行います。
E	寿命情報	インバータから読み出した寿命情報を表示します。交換時期を越えているインバータ部品は、 警報の欄にマークが表示されます。

Ethernetパラメータ設定

同一サブネットマスク内のインバータを自動検知し、簡単にネットワーク設定ができます｡

AIがトラブルシュートをサポート（FR-E800(-E/SCE)のみ対応 ）

AIアラーム診断

当社AI技術「Maisart（マイサート）^*1」を搭載したエンジニアリングツールFR Configurator2と接続 （USBまたはEthernet） して、インバータのデータをAIで解析、アラーム^*2発生要因の特定をサポートします（速度制御で使用可能）。
ユーザスキルを不要とし、最短でのトラブルシュートを実現でき、ダウンタイムの削減に貢献します。

• *1当社独自のAI技術ですべてのものを賢く(Smart)する思いを込めた、Mitsubishi Electric’s AI creates the State of the ART in technologyの略です。
• *2対象アラーム：過電流遮断、過電圧遮断、インバータ過負荷遮断(電子サーマル)、モータ過負荷遮断(電子サーマル)（その他順次対応予定）