Fine Process Controlタイプ 製品特長
出力波形を制御、熱影響を抑え、歪みの小さな加工を実現
- ■出力波形を制御することで、熱影響を抑え、歪みが小さな加工を実現します。
- ■出力波形を最適化することで、溶接時に発生するスパッタを低減し、品質の高い加工を可能にします。
- ■熱伝導率が高く、低入熱加工が困難な銅の加工や熱によってダメージを受けやすい小型部品の加工に適しています。
Fine Process Controlタイプは、インデックスタイプ、汎用タイプ等の電子ビーム加工機のビーム制御機能能力を、大幅にUPした製品です。
技術紹介
電子ビームの波形制御(新製品)
電子ビーム加工用電子銃の電子発生原理は、上記のように水道の蛇口にたとえることが出来ます。
- (1)ウェネルト電圧(バイアス)=蛇口
- (2)加速電圧=水圧
- (3)電子の流れ=水流
従来のEBMでは、出力波形は「連続波」でしたが、新製品のFine Process ControlタイプEBMでは、出力波形の制御が可能となりました。
任意の波形にビーム出力を制御することにより、熱影響範囲の低減に成功。従来のEBMに比べ、スパッタ量小、歪み低減を実現いたしました。
波形制御の有効性 必要な箇所に、必要最小限の熱加工が可能
従来EBMとの溶接断面比較
従来EBMとの溶接後歪み量比較
従来EBMとの溶接後スパッタ量比較
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作成: 容量: (PDF) |
「ひずみ」と「スパッタ」を低減し、高品位溶接を実現 <特長> ●出力波形制御で熱影響が極めて少ない溶接が可能!! ●出力波形を最適化することでひずみ・スパッタを低減!! ●レーザーでは溶接が困難な高反射材の高品位溶接が可能!! |