コードリーダ 固定式コードリーダ 特長
様々なコードの読取りが可能
コードリーダは、COGNEXが開発した二次元コード読取りアルゴリズムPowerGridと一次元コード用画像処理アルゴリズムHotBarsⅡを搭載しています。PowerGridにより、損傷の激しいコードや、検出パターン、クロッキングパターン、クワイエットゾーンが消失した二次元コードでも安定して読み取れます。また、HotBarsⅡにより、反射や傷、印字不良のあるコード、0.8画素解像度の細かい一次元コードを読み取れます。
難しい条件でも確実な読取り
高輝度照明・偏光フロントカバー・リキッドレンズの組み合わせにより、良好な読取り条件を作り出します。離れたコード、高速アプリケーション、曲面、光沢、反射が強い面、鏡面などにマーキングされたコードでも安定して読み取ります。
位置や高さの異なる場所にあるコードの読取りが可能
コードリーダの視野が広く、独自アルゴリズムを搭載しているため、コードの位置や深さが異なる場所にあっても読み取れます。同一ラインに流れてくる高さが異なるダンボールなど、コードの位置が違う場所に記載されている場合に有効です。
設置が容易で立上げコスト削減
オートフォーカス機能搭載
コードリーダのボタンを押すだけで、すばやく最適なフォーカスを自動で設定します。フォーカスの設定を手動で調整する必要がないため、立上げ作業を簡単に行えます。
一体型のコードリーダ
- 高出力照明を内蔵
4つの高輝度赤色LED照明がコードを明るく照らすことで、最適な照明条件を作り出します。コードリーダ一体型照明のため、照明の角度調整を行う必要がありません。また、本体の他に照明を準備する必要がないため、コスト削減になります。 - リキッドレンズ
レンズにはリキッドレンズを使用しており、摩耗や機械的な故障の生じる可動部品がありません。そのため、メンテナンスコストを削減できます。
設置条件に合わせたカスタマイズ
設置スペースに合わせて形状変更が可能
「ストレート」、「ライトアングル」と形状を変更できます。設置スペースに合わせて形状を変更することで、壁際や配線の向きに制限がある場所でも設置できます。
コンパクトな手のひらサイズ
CF26-SRは44.0×22.5×79.3(mm)のコンパクトサイズなため、狭い設置場所でも使用できます。
ハイダイナミックレンジ(HDR)画像処理
最新のCMOS画像センサテクノロジーを使用して画像全体の品質を高め、深い被写界深度、高速ライン処理、高いコード処理を実現します。
HDR機能非搭載の機種では低コントラスト画像となり、読み取れないコードでも、CF37ではHDR機能を用いることで濃淡差を出せるため、読取りが可能となります。
高解像度
CF26に比べてさらに高解像度となり、視野範囲が広がりました。広範囲の視野でコードの読取りが可能なため、複数コードの一括読取りや位置のバラつき、高さが違う対象物のコードの読取りなどを1台で対応できます。
高速なデコード
マルチコアプロセッサ、高速なエンジンを搭載することで読取りスピードの向上を実現しました。高速ベルトコンベア搬送中のコード読取りなどに活用できます。