お客様自身でシステム構築ができるため、メーカー専用のコントローラ(DCSなど)にかかっていたイニシャルコストおよび、ランニングコストを削減し、単純なループ制御から複雑なループ制御まで、プロセスの状況に応じたきめ細かな計装制御を実現します。
二重化システム間の距離を550mまで延長可能とするトラッキングケーブルを接続することで、制御系と待機系のシステムを別々の制御盤に遠方配置できます。トラッキングケーブルの光ファイバーケーブルはノイズの影響を受けず、高速データ通信が可能です。制御系から待機系への系切替え時間を約10msに短縮し、信頼性を向上した継続制御を実現します。
制御系CPUと待機系CPUによる二重化構成、二重化システム用増設ベースによる増設ケーブル二重化構成、CC-Link IEフィールドネットワークの二重ループによるネットワークケーブル二重化構成、リモート局に2台のリモートヘッドユニットを装着したリモートヘッドユニット二重化構成により、各階層にわたる二重化を実現し、シングルポイントを削減しています。異常発生時には、システムの運転を停止することなく、各種ケーブル、ユニットのオンライン交換が可能です。
MELSEC iQ-Rシリーズ SIL 2二重化システムは、高信頼性が必要な公共性の高い社会インフラ分野において求められるSIL 2に対応*2しており、グローバルニーズにお答えします。
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診断機能付き入力ユニット(RX40NC6B)、および診断機能付き出力ユニット(RY40PT5B)をそれぞれ2台セットで構成し、安全制御プログラムを組み合わせることで、安全入力/出力が可能です。
絶縁アナログ入力ユニット(R60AD8-G)を2台、絶縁アナログ出力ユニット(R60DA8-G)を1台、診断機能付き出力ユニット(RY40PT5B)を1台の計4台のユニットと安全制御プログラムにより、安全なA/D変換を実現します。2台のアナログ入力ユニットからデジタル演算値を取得し、取得したデジタル演算値の照合を行います。
絶縁アナログ出力ユニット(R60DA8-G)を1台、絶縁アナログ入力ユニット(R60AD8-G)を1台、アナログSIL2専用出力ユニット(RY40PT5B-AS)を1台の計3台のユニットと安全制御プログラムにより、安全なD/A変換を実現します。アナログ出力ユニットが出力したアナログ値が設定値相当の出力となっているか、照合を行います。
項 目 | R08PCPU | R16PCPU | R32PCPU | R120PCPU |
---|---|---|---|---|
演算制御方式 | ストアードプログラム繰返し演算 | |||
入出力制御方式 | リフレッシュ方式(ダイレクトアクセス入出力(DX、DY)の指定により ダイレクトアクセス入出力可) |
|||
プログラム言語 | ![]() ![]() ![]() ![]() |
|||
プログラミング拡張機能 | ファンクションブロック(FB)、ラベルプログラミング(システム/ローカル/グローバル) | |||
プログラム実行タイプ | 初期実行タイプ*5、スキャン実行タイプ*5、定周期実行タイプ、 イベント実行タイプ*5、待機タイプ*5 |
|||
入出力点数[X/Y][点] | 4096 | 4096 | 4096 | 4096 |
コンスタントスキャン[ms] (スキャンタイムを一定にする機能) |
0.2~2000 (0.1ms単位で設定可能) |
|||
メモリ容量 | ||||
プログラム容量[ステップ] | 80K | 160K | 320K | 1200K |
プログラムメモリ[バイト] | 320K | 640K | 1280K | 4800K |
デバイス/ラベルメモリ (ECC対応)*6[バイト] |
1188K | 1720K | 2316K | 3380K |
データメモリ[バイト] | 5M | 10M | 20M | 40M |
命令処理時間 | ||||
LD命令[ns] | 0.98 | 0.98 | 0.98 | 0.98 |
MOV命令[ns] | 1.96 | 1.96 | 1.96 | 1.96 |
E+命令(浮動小数点加算)[ns] | 9.8 | 9.8 | 9.8 | 9.8 |
ST言語 IF命令*7[ns] | 1.96 | 1.96 | 1.96 | 1.96 |
ST言語 FOR命令*7[ns] | 1.96 | 1.96 | 1.96 | 1.96 |
PC MIX値*8[命令/μs] | 419 | 419 | 419 | 419 |
周辺機器接続ポート | ||||
USB2.0 High Speed(miniB) | ● | ● | ● | ● |
Ethernet(100BASE-TX/10BASE-T) | ● | ● | ● | ● |
メモリインタフェース | ||||
SDメモリカード | ● | ● | ● | ● |
拡張SRAMカセット | ● | ● | ● | ● |
安全規格 | ||||
IEC 61508 SIL 2 | ─ | ─ | ─ | ─ |
機能*9 | ||||
多重割込み機能 | ● | ● | ● | ● |
標準PID制御機能 | ● | ● | ● | ● |
プロセス制御機能 | ● | ● | ● | ● |
データロギング機能 | ● | ● | ● | ● |
セキュリティ機能 | ● | ● | ● | ● |
ユニット間同期機能*10 | ● | ● | ● | ● |
SLMP通信機能 | ● | ● | ● | ● |
オンラインユニット交換 | ● | ● | ● | ● |
項 目 | R08PSFCPU -SET*11 |
R16PSFCPU -SET*11 |
R32PSFCPU -SET*11 |
R120PSFCPU -SET*11 |
---|---|---|---|---|
演算制御方式 | ストアードプログラム繰返し演算 | |||
入出力制御方式 | リフレッシュ方式(ダイレクトアクセス入出力(DX、DY)の指定により ダイレクトアクセス入出力可) |
|||
プログラム言語 | ![]() ![]() ![]() |
|||
プログラミング拡張機能 | ファンクションブロック(FB)、ラベルプログラミング(システム/ローカル/グローバル) | |||
プログラム実行タイプ | 初期実行タイプ*5、スキャン実行タイプ*5、定周期実行タイプ、 イベント実行タイプ*5、待機タイプ*5 |
|||
入出力点数[X/Y][点] | 4096 | 4096 | 4096 | 4096 |
コンスタントスキャン[ms] (スキャンタイムを一定にする機能) |
0.2~2000 (0.1ms単位で設定可能) |
|||
メモリ容量 | ||||
プログラム容量[ステップ] | 80K*12 | 160K*12 | 320K*12 | 1200K*12 |
プログラムメモリ[バイト] | 320K | 640K | 1280K | 4800K |
デバイス/ラベルメモリ (ECC対応)*6[バイト] |
1178K | 1710K | 2306K | 3370K |
データメモリ[バイト] | 5M | 10M | 20M | 40M |
命令処理時間 | ||||
LD命令[ns] | 0.98 | 0.98 | 0.98 | 0.98 |
MOV命令[ns] | 1.96 | 1.96 | 1.96 | 1.96 |
E+命令(浮動小数点加算)[ns] | 9.8 | 9.8 | 9.8 | 9.8 |
ST言語 IF命令*7[ns] | 1.96 | 1.96 | 1.96 | 1.96 |
ST言語 FOR命令*7[ns] | 1.96 | 1.96 | 1.96 | 1.96 |
PC MIX値*8[命令/μs] | 419 | 419 | 419 | 419 |
周辺機器接続ポート | ||||
USB2.0 High Speed(miniB) | ● | ● | ● | ● |
Ethernet(100BASE-TX/10BASE-T) | ● | ● | ● | ● |
メモリインタフェース | ||||
SDメモリカード | ● | ● | ● | ● |
拡張SRAMカセット | ● | ● | ● | ● |
安全規格 | ||||
IEC 61508 SIL 2 | ● | ● | ● | ● |
機能*9 | ||||
多重割込み機能 | ● | ● | ● | ● |
標準PID制御機能 | ● | ● | ● | ● |
プロセス制御機能 | ● | ● | ● | ● |
データロギング機能 | ─ | ─ | ─ | ─ |
セキュリティ機能 | ● | ● | ● | ● |
ユニット間同期機能*10 | ─ | ─ | ─ | ─ |
SLMP通信機能 | ● | ● | ● | ● |
オンラインユニット交換 | ● | ● | ● | ● |
項目 | R6RFM |
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通信ケーブル | 光ファイバーケーブル(マルチモードファイバー)*13 |
最大ケーブル長[m] | 550(コア外径50μm時) |
トラッキング転送容量[ワード] | 1M |