このページの本文へ

ここから本文

  1. Home
  2. 製品・サービス
  3. MINDハイブリッドワークソリューション

近年、オフィスワークとリモートワークを自在に組み合わせる新しい働き方「ハイブリッドワーク」が普及しています。ハイブリッドワークの普及に伴って、オフィスのあり方も大きく変わってきました。三菱電機インフォメーションネットワーク株式会社(MIND)では、ハイブリッドワークを支える様々なICTソリューションを提供しています。さらにオフィスの混雑状況の可視化や会議室の検索・予約、社員の居場所検索など、オフィスの価値を高めるための豊富な機能を提供する株式会社内田洋行の「SmartOfficeNavigator」をラインナップに加え、快適で生産性の高いワークスタイルを提案しています。

三菱電機インフォメーションネットワーク株式会社 営業統括部 ソリューション営業第一部 第三課
兼 サービスプロダクト営業部 第一課 前田 みなみ氏(左)、
株式会社内田洋行 エンタープライズエンジニアリング事業部 ネットワーク営業部 営業1課 野口 亜友美 氏(右)

最適な働く場所を自在に選択する「ハイブリッドワーク」が主流に

働き方改革の推進やコロナ禍を経て、リモートワークが大幅に普及しました。現在では、出社率が大きく向上し、オフィスワークとリモートワークを自在に組み合わせ、業務に合わせて最適な場所を選択する「ハイブリッドワーク」が働き方の主流となってきています。

ハイブリッドワークのメリットについて、MIND 営業統括部 ソリューション営業第一部第三課の前田みなみ氏は次のように語ります。

「例えば、今日は集中したいから在宅勤務にしよう、あるいは人とコミュニケーションを取りながら作業をしたいから出社しようといった具合に、業務の内容によって働く場所を自分で選べることで、生産性や快適性が向上するのがハイブリッドワークのメリットです」

業務に合わせて最適な場所を選択する働き方は、オフィスにも変化をもたらしました。

「最近は座席を固定しないフリーアドレス、オープンな環境でディスカッションができるコミュニケーションエリア、音漏れを気にせず1人でWeb会議ができるブース、2人で話がしやすい小さめの個室など、業務内容に合わせた多様なワークスペースを備えたオフィスが増えています」(前田氏)

一方、ハイブリッドワークは、生産性を高める効果がある半面、コミュニケーション面に課題がありました。例えば、リモートとリアルが混在したハイブリッド会議ではリモート参加者の存在が薄くなりがちです。また、オフィス内に様々なワークスペースがあることで、空いている場所を探すのに苦労することもあります。さらに、社員がそれぞれ最適な場所で働くことで、同僚がどこにいるのか分からず、出社ならではの対面コミュニケーションの機会が失われることもあります。

インフラ構築からサポートまでハイブリッドワーク環境を提供

MINDは、ICTを活用してリモートでもオフィスでもどこにいても快適で生産性の高い労働環境を実現するソリューションを提供してきました。MINDハイブリッドワークソリューションのラインナップは多岐にわたります(図)。

「例えば、MINDが提供する電話システム構築・運用サービスを利用することで、スマートフォンから会社の電話番号で受発信できるようになります。これにより、代表電話の取り次ぎのために出社することが不要になります。また、オフィス向けのソリューションでは、会議室の“カラ予約”を減らし、稼働率を大幅に向上させることができる会議室予約管理システムがお客様から高い評価を得ています」(前田氏)

ハードウエアやソフトウエアに加えて、ネットワークインフラの構築やセキュリティー対策、さらにユーザーサポートまでワンストップで対応できるのがMINDの強みです。

「MINDのユーザーサポートは、管理者だけでなくエンドユーザーからの問い合わせにもヘルプデスクで対応します。これにより、お客様の運用負荷を大幅に軽減することができます」(前田氏)

人や場所がすぐに探せるSmartOfficeNavigator

オフィスの設計やICTシステム構築を手掛ける内田洋行が開発する「SmartOfficeNavigator」がMINDハイブリッドワークソリューションのラインナップに加わりました。SmartOfficeNavigatorについて、内田洋行 エンタープライズエンジニアリング事業部 ネットワーク営業部 営業1課の野口亜友美氏は次のように解説します。

「2022年より本格的な展開を開始したSmartOfficeNavigatorは、誰がどこに居るか、どこの会議室が空いているかなど、働く人が必要とする様々な情報を一ヵ所に集約し、スマートフォンやパソコンから素早く閲覧、検索などが行えるシステムです。フロア壁面にサイネージで表示しておけば、オフィスの状況が一目で分かります。例えば、私が同僚のAさんに会って話がしたい時には、SmartOfficeNavigatorでAさんを検索すれば、Aさんが出社しているか、出社しているなら社内のどこに居るのかがすぐに分かります。フリーアドレスのオフィスであっても居場所がマップ上に表示されます。さらにその場でAさんのスケジュールやステータスも確認できるので、近くのオフィスに居るから会いに行こうとか、今は会議中なのでテキストメッセージを送っておこうといったように、状況に応じた適切な対応ができます」

会議室やブースの検索も簡単に行えます。

例えば、検索の時にスピーカーとマイクのある部屋といった設備の条件を付けて検索することも可能です。そのほか、トイレの空き状況や空調、照明など様々な情報が集約できます。さらにAIカメラや無線APと連携してオフィスの混雑度合いを表示することも可能です。

情報を集約することで利便性が大幅に向上

ここで重要なのは、必要な情報が一ヵ所に見やすい形で集約されている点だと言います。

「SmartOfficeNavigatorは、グループウエアなどと連携し、そこから取得した情報を一つの画面に分かりやすく表示します。通常であれば、知りたい情報ごとに別々のシステムにアクセスしなければなりませんが、SmartOfficeNavigatorを利用することで、その作業を一つのシステムで統合し、完結させることができます」(野口氏)

SmartOfficeNavigatorに表示する情報や画面デザインは自由にカスタマイズ可能です。

「導入にあたっては、まずどのような働き方をしたいのか、そのためにどのような機能が必要になるかをお客様と一緒に考えていきます。稼働した後にも、管理者やユーザーからこんな機能が欲しいというアイデアが寄せられて、継続的に改善を進めるケースが多いです」(野口氏)

「新規に導入されるお客様はもちろん、すでにMINDハイブリッドワークソリューションをご利用のお客様も、SmartOfficeNavigatorを加えることで、より快適なオフィス環境を実現できます」(前田氏)

オフィスの価値を高めることは人材獲得の観点でも有効

SmartOfficeNavigatorはユーザーに利便性と快適性を提供するだけでなく、オフィスを運用する管理者へも価値を提供します。

SmartOfficeNavigatorを通じて得られるオフィスの利用状況に関するデータは、オフィス環境のさらなる改善のためのエビデンスとなります。

オフィス環境の継続的な改善は、オフィスの価値を高めることにつながります。人手不足が顕著になっている現在、人材確保のためにもオフィス環境を整えることが重要になっています。

「人材獲得において、オフィスのあり方は企業の特色や他社との違いをアピールする場になります。採用後の定着率を高めるうえでもオフィス環境は重要な要素です」(前田氏)

「複数社から内定を貰った学生が、最終的にどこの会社を選ぼうかとなったときに、職場見学で感じたオフィスの印象が、彼らの決断に大きく影響します。機能性と快適性、さらに見た目においても“ここで働きたい”と思わせるオフィス作りが求められています」(野口氏)

「SmartOfficeNavigatorやハイブリッドワークソリューションの機能や効果を理解するには、実際に使われているところをみていただくのが一番です。MINDでは内田洋行のショールーム見学(実際に働いているオフィス)のご案内が可能ですので、ご興味のある方はお問い合わせいただければと思います」(前田氏)

  • 「SmartOfficeNavigator」は内田洋行の登録商標です。
  • ハイブリッドワークソリューション

    新しい働き方へ進もう。
    MINDのハイブリッドワークソリューションで、ワークスペースにおける課題を解決しませんか。

    昨今、従業員エンゲージメントを高める働き方=ハイブリッドワークやABWが注目を浴びています。しかし、働き方の変化にオフィスが対応しきれていない、というのが現状のようです。企業のICT環境を支えるMINDが、お客様の様々な課題に応えるソリューションを提供します。

    詳細はこちら お問い合わせはこちら