ゼロトラストの考え方をベースに
より安心・安全なITインフラサービスを目指す
複雑化・肥大化・ブラックボックス化したレガシーシステムがDXの実行を妨げる、いわゆる「2025年の崖」問題はよく指摘されるところです。このDX時代に新たなインフラを整備するにあたっては、データの利活用とニューノーマルな働き方に対応可能な仕組みの導入が必須でしょう。また、現在はサイバー攻撃の脅威が高まり、セキュリティー強化は最優先のテーマとなっています。災害への強靭性も求められるでしょう。さらには環境問題や社会課題の解決に寄与するため、温室効果ガスの排出抑制(カーボンニュートラル)、使用電力の削減、ペーパーレス化などにも取り組んでいかなければなりません。
このように、ITインフラ整備には多様な視点が必要です。三菱電機は自社グループに加えてさまざまな企業・組織のインフラ整備を長年手掛けてきたことで、導入検討から実装、運用保守に至るすべての段階をワンストップで担える技術力を磨いており、お客様それぞれの課題解決にフィットする具体的なソリューションとして提供できるのが大きな強みです。
企業のITインフラをめぐる環境は近年激変しています。DXに向けた取り組みが加速する中、クラウドの採用が広がり、一方では働き方改革の要請で多様なワークスタイルが追求され、モバイル端末を利用した外出先からのアクセスも増えました。そこに発生した新型コロナウイルス感染症の影響で、自宅でのリモートワークも急速な浸透を見せています。
これまでのITインフラは、外部から隔離された企業内ネットワークの拠点に設置されたPCから利用するスタイルが一般的でした。そのため、セキュリティーの考え方は基本的に内と外を分ける「境界型」が主流だったのです。ところが今はクラウドやリモートワークに代表されるように、ビジネスにおけるITインフラの利用スタイルには社内外の垣根がなくなっています。そこで今後については、ITインフラに対しても「ゼロトラスト」、つまり会社の内と外とを問わず“何も信頼しない”考え方をベースに、ネットワーク、クラウドプラットフォーム、セキュリティーを一体化し、安心・安全なITインフラ環境を作り上げていくことが大切になると、三菱電機は考えています。
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ITインフラは、動き続けることで価値を生む
事業環境が急激に変化する中で、ITインフラに対する考え方も変わってきています。これからのITインフラのあり方を考えるうえでは、「データ利活用」と「ゼロトラスト」がキーワードになっていくでしょう。
三菱電機では、データ利活用ソリューションやデータ分析のフレームワークを提供し、お客様のデータに基づく経営実現と業務変革の推進をご支援しています。そして今後はゼロトラスト型ITインフラの構築・運用サービスもご提供し、より安心・安全かつ柔軟で強靭なITインフラ環境を実現するお手伝いに力を入れていく考えです。
ITインフラの整備は検討すべき部分が多岐にわたる大変なプロジェクトです。しかもこれからはDXを前提に、データ利活用とゼロトラストを念頭に置いた上で、自社に適した環境をつくり上げていかなければならず、そのハードルは一層高くなっていくでしょう。
三菱電機にお任せいただければ「ベンダーフリー&キャリアフリー」のコンセプトでお客様にとって本当に良い製品やサービスを選び抜き、最適なITインフラを構築して、運用、保守、さらには改良と進化までをワンストップでサポートいたします。
三菱電機が考えるITインフラのゴールは、システムが動き始めることではなく、動き続けることです。インフラは動き続けて、初めて価値を生むもの。そして、動き続ける中で出てくる課題を解決していくことで、インフラはさらに進化していきます。
これらを実現する知見と技術を有している三菱電機に、どうぞお気軽にご相談ください。