業務用冷凍空調機器分野の多くはフロンガスが使用されています。
そのフロンガスが大気に排出されると「地球温暖化」に大きな影響を及ぼします。
現状のフロンガス回収量は3割と言われており、このままのペースだと2020年おけるフロンガスなどの排出量は現在の約2倍になると予測されます。
【出典】 環境省「フロン類対策の一層の推進について(フロン排出抑制法の概要)」
そこで平成25年6月12日、「フロン回収破壊法」が制定され、平成27年4月に「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律」と名称を変更しました。この法律の略称を「フロン排出抑制法」といいます。
「フロン排出抑制法」では、従来のフロン類の回収・破壊に加え、製造から、使用、廃棄まで「ライフサイクル全体にわたる包括的な対策」が求められます。