ジェットタオルとの関りは、建て替え前の旧ビルに遡ります。

20年ほど前から、新しく建つ丸の内近隣のビルの多くが、ハンドドライヤーを導入し始めました。

当時鉃鋼ビルでは、手を洗った後の床への水たれが気になるというテナント様からの声もあったことや、特に清掃に注力していたこともあり、衛生環境の向上を目的として、導入の流れに至りました。

かねてからのお付き合いもあり、また白いボディーが当時のサニタリー空間の意匠にもマッチしていたため、三菱電機製のジェットタオルを採用しました。

導入後は、問題点であった床の水たれについての不満の声がなくなりました。

その後も目立った不具合の声を聞いたことがありませんでしたし、毎日問題なく使い続けていただいていたことが、何よりの評価ではないでしょうか。

清掃員の方からは、サイドオープンやつなぎ目の少ない点から清掃しやすいと高く評価されていました。
毎日のことなので、お手入れのしやすさはとても大切ですね。

この点は、現在の製品にもしっかりと受け継がれています。

1階と地下1階のサニタリー空間は、商業施設、リムジンバスの利用、観光等、様々な目的でビルを訪れる方に開放されており、公共性の高い施設となっています。

計画段階では、SDGsという言葉はまだありませんでしたが、オフィスエリア各階への「だれでもトイレ」の設置や1階授乳室の設置等、その理念はすでに設計思想の中に取り入れられていました。

ジェットタオルの採用も、広い視野から環境負荷低減に寄与するものと考えています。

コーポレートスローガンである「誰もが輝きだす場所へ。」のもと、ご利用いただくすべての方々にとって、より快適で安全な環境を提供することで、幸福な社会づくりに貢献していきたいと考えています。