シティマルチR2 GR 製品特長
- 冷媒配管2管方式で冷暖同時運転
- 吸込温度52℃までワイドに冷房運転が可能※1
- デュアルオートモード※2で更なる省エネを実現
- 先進の「AIスマート起動※3」で、快適+省エネの大きな導入効果を
- ZEB※4を見据えた「シティマルチR2 GR〈高効率EXシリーズ〉高COP仕様(受注仕様)」をラインアップ
- 室内ユニットの最大接続容量を最大200%※5まで拡大!
- ※1標準シリーズは43℃まで。
- ※2接続する機器に制限があります。
- ※3空調冷熱総合管理システム「AE-200J」と接続する必要があります。
- ※4ZEBは「net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)」の略称です。
- ※5同時に運転できる室内ユニットの形名合計容量は150%までです。
冷媒配管2管方式で冷暖同時運転
2管方式で冷暖同時運転が可能なため、配管本数や配管の接続箇所が大幅に削減可能。
■配管接続箇所の比較
2管式なので圧縮機の運転を停止することなく、運転モードを切替
冷房と暖房が同時に要求された場合は、熱回収運転により、更に省エネ
吸込温度52℃までワイドに冷房運転が可能※1
吸込温度52℃※1まで冷房運転ができるので、室外ユニットの設置自由度が向上しました。
- ※1標準シリーズは43℃までとなります。
デュアルオートモード※2で更なる省エネを実現
自動モードでの運転時に、冷房設定温度と暖房設定温度をそれぞれ設定し、室内温度に応じて室内ユニットが自動的に冷房と暖房を切り替え。室内温度を冷房設定温度と暖房設定温度の2つの設定温度内に保つため、従来の自動モードに比べ省エネ運転が可能です。
- ※2接続する機器に制限があります。
- *デュアルオートモードは2015年3月以降発売のシティマルチR2 GRと室内ユニットを接続した場合に使用可能です。
- *デュアルオートモードに対応していないリモコン、システムコントローラが同一M-NETに接続された場合、本機能は使用できません。
- *デュアルオートモードから従来の自動モードへの変更は可能です。
先進の「AIスマート起動※3」で、快適+省エネの大きな導入効果を
外気温や室温など5つのパラメーターを学習し、空調設定時刻に設定温度の室温になるように予冷予熱運転の起動時刻をAIにより自動で設定します。またAIによりシステム内の室外ユニットは分散起動となるため、最大需要電力(デマンド値)の抑制に寄与します。
- ※3空調冷熱総合管理システム「AE-200J」と接続する必要があります。
これまでの空調機の起動はどちらかでした
-
- ・節電
-
- ・快適な室温になるまで時間がかかる
- ・設定温度までフルパワー運転により空調機の負担大
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- ・始業時刻に快適な室温に
- ・起動時刻を分散させると、最大需要電力(デマンド値)の抑制に貢献できる
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- ・始業時刻より前に設定温度となり、その分の電力量が無駄になることも
- ・外気温や室内状況により始業時刻に快適な室温にならないことも
- ※6対応室外ユニット:グランマルチ、リプレースグランマルチ、シティマルチY GR、シティマルチR2 GR
「Maisart」は三菱電機のAI技術ブランドの名称であり、独自のAI技術で全てのモノを賢く(smartに)する思いを込めた、Mitsubishi Electric’s AI creates the State of the ART In technologyの略です。
AIスマート起動を支える5つのパラメーター
過去の学習※7で、起動時刻を決定。
- ※7窓の開放、熱負荷の大きな変動がある場合など、学習環境や使用条件によっては性能を発揮できない場合があります。
- ※8窓の開放、熱負荷の大きな変動がある場合など、学習環境や使用条件によっては性能を発揮できない場合があります。
ZEB※4を見据えた「シティマルチR2 GR〈高効率EXシリーズ〉高COP仕様(受注仕様)」をラインアップ
近年急速に需要が高まっている建物のZEB対応に向けて、省エネ性を高め、エネルギー消費効率(COP)を向上した、「シティマルチR2 G〈高効率EXシリーズ 高COP仕様〉」を受注仕様としてラインアップ※9。
- ※4ZEBは「net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)」の略称です。
- ※9設置スペースは接続容量・配管・配線径が標準仕様と異なります。詳細は納入仕様書をご参照ください。
■省エネ性数値
8馬力 | 10馬力 | 12馬力 | 14馬力 | 16馬力 | 18馬力 | 20馬力 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
エネルギー消費効率 (冷暖平均COP) |
3.91 | 3.52 | 3.70 | 3.78 | 3.95 | 3.70 | 3.47 |
室内ユニットの最大接続容量を最大200%※5まで拡大!
室内ユニットの最大接続容量が拡大し、設計自由度が向上します。
室外ユニット容量の200%まで接続可能になり、ペリメータ空調の消費電力抑制が見込めます。ZEB申請時の省エネ計算に効果的です。
- ※5同時に運転できる室内ユニットの形名合計容量は150%までです。
- *上記イラストはイメージです。
- *Dipスイッチの設定が必要です。
- *対象機種は、「シティマルチR2 GRシリーズ」「シティマルチWR2 Eeco」です。室内ユニットの接続容量が室外ユニット容量の100%を超えて運転する場合は、接続容量どおりの能力が出ない場合があります。また、同時に運転できる室内ユニットの形名合計容量は150%までです。
- *詳細につきましては、設計・工事マニュアル等を参照ください。
導入のメリット
メリット1:2管方式での冷暖同時運転により、配管本数・接続箇所の削減により工事コストを削減可能。
メリット2:室外ユニットで消費電力量を演算することで、空調冷熱総合管理システム「AE-200J」にて消費電力量の簡単管理が可能です。
メリット3:自動省エネ制御を空調機単独で行うことが可能です。