機種選定のめやす
①空調に必要な能力
ルームエアコンは、設置する部屋の広さや建造種類(木造または鉄骨)によって、何畳用のエアコンを選択すればよいのかが決まります。
パッケージエアコンは上記に加えて、用途(業種)や人数、人の出入りなどによっても必要能力が変わるため、能力選定の際に考慮する必要があります。寒冷地では、暖房能力が満足しているかにもご配慮ください。
②空間の形状に適した室内タイプ
空間の形状に合わせて効率的に空調するための室内ユニットタイプを選択します。天井懐の深さなどの設置条件によっても選択できる室内ユニットタイプが変わります。また1台の室外ユニットに対して、最大4台までの室内ユニットの接続ができますので、吹出口を分散することにより、空間全体を効率よく空調するのに役立ちます。
- イラストはすべてイメージです。
③室外ユニットの設置場所
搬入経路やメンテナンス性、騒音や振動などの周辺環境への影響を考慮します。現在使用している冷媒配管を再利用することも可能で、工事期間の短縮や省資源化につながります。
また、潮風の影響を受けやすい地域には耐塩害・耐重塩害仕様、冬の寒さの厳しい地域には寒冷地向けなど、設置場所や使用環境に応じた室外ユニットを選択することも大切です。
* 機種選定や設置場所などの詳細については、必ず専門業者にご相談ください。