工場内の洗浄設備にホットウォーターヒートポンプを導入

三菱電機株式会社 冷熱システム製作所
世界遺産にも認定されている高野山や熊野三山のふもと、一級河川紀ノ川の支流、和歌川沿いに立地する冷熱システム製作所は、パッケージエアコン、冷凍・冷蔵機器、業務用給湯機などを製造しており、冷熱システム分野で業界をリードしています。
三菱電機グループは、2012年4月から「第7次環境計画」を開始。その施策として、電力負荷の高い空調・給湯設備を高効率機器へ入れ替えるなど、省エネによるCO2削減を展開しています。

同じ施設内に設置されたホットウォーターヒートポンプ

機械加工部品の洗浄ライン全体構成

洗浄される機械加工部品
- 納入製品
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CAHV-P250AK-H
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- 納入時期
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2012年10月
導入後の効果
- システム概要
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今回、部品洗浄~乾燥までを行う機械加工部品の洗浄ラインで、ホットウォーターヒートポンプを導入しました。従来、洗浄ラインで活用していた電気ヒータをバックアップとして残しつつも、ホットウォーターヒートポンプを増設。既存の洗浄設備に容易に追加工事をすることができ、休日を含めて3日間で全ての工事が完了しました。

- 朝の立ち上げ時間のピークカットを実現
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導入後、ベースをホットウォーターヒートポンプで供給し、高負荷時には電気ヒータを稼動させる形にしたことで、設備全体での電力量は従来比28%削減しました。また、立ち上げ時に発生するピーク電力(デマンド)値も、ホットウォータヒートポンプでスケジュール運転を行うことができ、従来の1/3になりました。

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