JA美幌広域連 様

電気料金の値上げで施設の消費電力削減策が急務

「美幌広域連」は約40年前に、北海道東北部4農協が設立した事業体。玉ねぎとジャガイモの貯蔵・選別・出荷の合理化と、地域ブランド確立、組合員の負担減が設立の目的だった。しかし、2013年の電気料金値上げがランニングコストを圧迫し、地域の特産物のブランド価値や品質、組合員の利益を損なわずに、大幅な省エネを実現しなければならなかった。

お客様の課題は「水銀灯の調達や、再点灯時の時間の問題」

消費電力削減策はもちろん、2020年以降調達ができなくなる水銀灯の更新も課題だった。特に水銀灯は、落雷や大雪による瞬時停電時の再点灯に時間を要し、都度、作業が中断することも問題視されていた。そこでLED照明化が検討されたが、予算の関係で大幅な改修は難しいと考えられていた。

LEDソリューション
「電気料金の削減には器具のリース料で相殺」

実地調査に基づく省エネを試算し、照明のLED化を提案。現場での照明実験を実施した上で大幅な省エネと作業性向上を確認。省エネによる電気料金削減は器具のリース料を相殺できただけでなく、生産者の負担低減にも直結し、地域ブランド力アップにつながる生産者の意気込み向上をも引き出した。改修後は最大需要電力が下がり、契約電力の見直しも検討されている。

お客様の声

照明のLED化によりフォークリフトが行き交う庫内の視認性が向上し、作業安全性と同時に、作業効率も高まった。「美幌広域連が扱う玉ねぎは、貯蔵・選別施設の稼働期間が他の作物より長い。そのため倉庫の点灯時間も長く、LEDの省エネ性や長寿命化のメリットが十分に発揮できた。生産者のコスト負担も軽減され、私どもが模索していた、農家への新たなメリット提供にも合致するプロジェクトとなった。LED化は地域の話題にもなり、生産者のプライド醸成につながると考えている」(美幌広域連・管理販売部長・山野寺秀紀氏)。

事例データ

■施主:美幌地方広域農業協同組合連合会
■所在地:北海道網走郡
■導入年月:2015年8月

「JA美幌広域連」に採用された三菱電機のLED照明

■LED高天井用ベースライト「GTシリーズ」軽量タイプ(電源一体型)
器具本体5.1kg(クラス1000)(当社従来品(丸タイプ)に比べ約40%削減)で施工性を向上した電源一体型の軽量タイプ。エネルギー消費効率130.5lm/W(クラス1000)達成。5〜100%の連続調光機能を標準装備。一時的な高温環境や非常用電源の100V(自家発電機)にも対応しています。

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■LEDライトユニット形ベースライト「Myシリーズ」
高効率、長寿命でスマートなLED照明器具。器具本体とライトユニットの組み合わせでバリエーション豊富。独自設計のクイックバネ方式※でライトユニットを素早く装着、簡単施工。連続調光、固定出力タイプ(70%段調光付き)をラインアップ。固定出力タイプは、調光ユニット(別売)を取り付けることで手軽に無線調光システムにも対応。
※防雨・防湿形/防雨・防湿・耐塩形を除く

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