施工性向上で設置時間を大幅短縮、最新のLED照明が新工場のブランド力に貢献
株式会社イシダ 滋賀事業所 様(滋賀県栗東市)
施設の省エネ化と長寿命化を図る設備へ
業務用計量機器メーカーのトップブランドとして知られる老舗企業「イシダ」は、築40年を過ぎた工場・生産開発拠点の建て替えと再開発を推進中(当時)だった。再開発の建物は同社の環境貢献のショールームとしての機能も期待され、環境負荷軽減の目的で各種設備を一新し、施設の省エネ化と長寿命化が図られた。照明のLED化もその一環として計画された。
お客様の課題は「『省エネ』『品質』『製品寿命』『コスト』がクリアする照明器具の導入」
「イシダ」ではかねてより、ランニングコストや企業の環境貢献、先進性の体現から、より高効率な工場照明の見直しが議論されていた。LED化に際しては、省エネ性能、品質の安定性、製品寿命、コスト面でもっとも評価が高い器具の導入が課題だった。新工場に相応しい先進性とデザイン性の高さも選定のポイントだった。
LEDソリューション
「高い施工性で厳しい工期をクリア」
以前、社内でLEDを導入した場所をベンチマークとして、各社製品の照度や配光のシミュレーションを実施した結果、グループ企業の設計会社イシダアイテスが、三菱電機の新製品(当時)「Myシリーズ」の先進性、信頼性と意匠性の高さを評価。採用が決定した。再開発工事では取り付けの施工時間が限られていたため、事前にサンプルを現場に持ち込み、取り付けの段取りを施工者に示して施工手順を把握。こうした十分な準備と施工性の良さが奏功し、期限内に工事は完了している。
お客様の声
「イシダの工場には多くのお客さまが訪れる。工場はものづくりの拠点であり、それに相応しい光環境が最優先で求められた。三菱電機のLEDは省エネ性だけでなく演色性にも優れ、正確な色味も重視される製品開発の現場にふさわしい照明だと思う。当社が掲げるエネルギー使用量削減目標をクリアできたことはもちろん、スッキリとしたデザインが美しく意匠的にも満足している」(イシダ滋賀事業所・生産部部長・阪富太郎氏)。LED化された新工場は、イシダの環境貢献のショールームと位置付けられ、「Myシリーズ」の先進性は新工場のブランド力向上にも貢献している。
事例データ
■施主:株式会社イシダ
■所在地:滋賀県栗東市
■導入年月:2015年5月
「株式会社イシダ 滋賀事業所」に採用された三菱電機のLED照明
■LEDライトユニット形ベースライト「Myシリーズ」
業界最高水準の効率163.5lm/w※1、FHF32形定格出力と比較して約51%の省エネを実現。独自設計のクイックバネ方式でライトユニットをすばやく装着、シンプルでスリムな器具本体とシームレスな光のラインのライティングユニット。
※140形/5200lm/昼白色省電力タイプ(直付形150幅、230幅、トラフタイプ、埋込形220幅Cチャンネル回避形)において。2014年7月現在、三菱電機調べ