IIF 横浜都筑ロジスティクスセンター 様

建物は築15年以上を経過。照明器具の寿命も考慮し全館LED化へ

三菱商事・ユービーエス・リアルティが、産業ファンドを運用して取得した物流倉庫「IIF横浜都筑ロジスティクスセンター」は、東京ロジファクトリーが賃借し、ヤマトロジスティクスが物流倉庫として契約することになっていた。同物件は築15年以上で、照明器具の寿命による更新時期が差し迫ることが想定され、契約者の入居を前に全館LED化の検討が行われた。

お客様の課題は「環境負荷軽減への取り組みと短期間での器具設置」

今回、資産運用会社の三菱商事・ユービーエス・リアルティが運用した産業ファンドは、環境負荷軽減への取り組みを推進しており、それに適う改修が求められた。改修工事費は産業ファンドが負担、賃借人と電気使用料削減によるメリットを折半し、投資資金を回収する計画だったため省エネ性能が最重要視された。倉庫契約者には契約早々に施設を稼働させたい希望があり、短期間での器具設置が求められていた。

LEDソリューション
「オーナーへは施設の資産価値向上や環境負荷軽減」
「契約者へは省エネや庫内の作業品質向上」を提供

LED照明器具選定はコンペで行われ、製品の省エネ性と長期保証が評価され、「Myシリーズ」を中心とした三菱電機照明の器具採用が決まった。信頼性の高いLED照明の導入は、オーナーには施設の資産価値向上と、環境負荷軽減による企業理念の体現、賃借者には経済性・環境優位性のアピール、契約者には省エネや庫内での作業品質向上と、全ステークホルダーにそれぞれメリットをもたらした。

お客様の声

「LEDによる照明の長寿命化と省エネによる経済的メリットは投資家の関心も高い。今回は三菱電機の長期保証も採用の決め手になった。長期保証は品質への自信に裏付けされるもの。安心感があり、高い信頼性が感じられた」(三菱商事・ユービーエス・リアルティ代表取締役社長 辻徹氏)。
「好立地性と経済性・環境優位性をLED化でアピールできたことがプラス要因となり、長期間の施設運用の提案が可能になった。また、経済性、CO2環境貢献、照度向上により職場環境改善などのメリットも得られた」(東京ロジファクトリー代表取締役社長 井上操氏)。
「LED化の照度アップで作業品質が高まったことが最大のメリット。机上のタスクライトも不要になった。旧来の放電灯は光が安定するまでに、照度不足による事故の不安があったが、瞬時に点灯するLEDはその心配も払拭してくれた。保管中の荷物が紫外線で退色する心配もなく、夜間に虫が集まりにくい利点もあった」(ヤマトロジスティクス執行役員・販売物流サービスカンパニー・プレジデント 和田誠氏)。

事例データ

■施主:産業ファンド投資法人
■所在地:神奈川県横浜市
■導入年月:2014年7月

「IIF 横浜都筑ロジスティクスセンター」に採用された三菱電機のLED照明

■LEDライトユニット形ベースライト「Myシリーズ」
163.5lm/Wの高効率*1、約51%の省エネ*2を実現。バリエーション豊富な器具本体とライトユニットの組合せ。独自設計のクイックバネ方式でライトユニットをすばやく装着、シンプルでスリムな器具本体とシームレス*3な光のライン。
*1:40形/5200lm/昼白色省電力タイプ(直付形150幅、230幅、トラフタイプ、埋込形220幅Cチャンネル回避形)において*2:Myシリーズ40形/5200lm省電力タイプとFHF32形2灯(定格出力)との比較*3:直付150幅、トラフタイプ、笠付タイプ

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■LED高天井用ベースライト「GTシリーズ」軽量タイプ(電源別置形)
器具本体1.8kg*4で施工性を向上する軽量タイプ。エネルギー消費効率131.3lm/W*5を実現。5〜100%の連続調光機能を標準装備。オプションガードとの組み合わせで学校の体育館などにもご使用いただけます。
*4:クラス1000、1500 *5:クラス2000昼白色タイプ
※2014年9月現在、三菱電機調べ

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