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スポーツ振興、国際交流、市民の安全・安心の場をLEDの光で創出

三沢市国際交流スポーツセンター 様(青森県三沢市)

三沢市国際交流スポーツセンター

地域の国際交流の場として、また災害時の避難場所として

2017年10月に完成した「三沢市国際交流スポーツセンター」は、米軍三沢基地関係者とのスポーツを通した国際交流推進の場であり、バレーボール、バスケットボール、卓球、バドミントンなどの国際試合に対応した設備を備えている。
同時に、災害時の避難場所として2000人程度が約3日間、避難できる水と災害備蓄倉庫、再生可能エネルギーの蓄電設備を備えている。

お客様の課題は「プロ公式試合に必要な照度確保と非常電源を有効活用する防災機能の強化」

照明には、バレーボールなどのプロリーグ公式戦開催の規定を満たすアリーナの照度を確保する必要があり、利用者や競技者には、待ち時間のストレスがない即時点灯が求められた。また、高所作業を伴う高天井のランプ交換の手間の軽減、避難場所としては、停電時、非常電源の有効活用のため設備の消費電力軽減も重要だった。

LEDソリューション
「照度分布図でLEDの有効性を確認し、発電・蓄電システムを含めたトータルソリューションを提供」

アリーナの天井照明を当初予定していた放電灯から長寿命のLED照明に変更、コートの照度分布図を作成し、各競技の公式試合の要件となる照度や眩しさ防止を検証した。制御設定の照明区分の設計に協力し、用途に応じた調光計画を提案した。三菱電機はこれらの提案に加えて、人感センサ、高効率空調などの省エネ施策と、太陽光発電と蓄電システムを組み合わせたエネルギー使用のトータルソリューションを提供している。

お客様の声

「LEDは長寿命なので高所作業を伴うランプ交換の手間も大幅に軽減される。同等の水銀ランプに比べ約65%消費電力が削減され、非常時に太陽光発電の電力を有効活用する避難所機能やランニングコスト削減にも貢献するはずだ」(三沢市建設部建設住宅課・沖津善昭氏)。
「オープニングイベントのセレモニーでは暗転からスポットライトを用いた演出も行われたが、これは瞬時に消点灯するLED照明が可能にした光の演出だ。アリーナの照明は明るく鮮やかで、LEDがつくりだすプレー環境は選手からの評判も良い」(三沢市政策部市民スポーツ課・大塚英知氏)。

事例データ

■施主:三沢市
■所在地:青森県三沢市
■導入年月:2017年10月

「三沢市国際交流スポーツセンター」に採用された三菱電機のLED照明

LED高天井用ベースライト「GTシリーズ」
シーンコントローラ

■ LED高天井用ベースライト「GTシリーズ」/ シーンコントローラ
豊富なバリエーションで多種多様な高天井空間・用途に対応可能なLED照明器具です。体育館、各種スポーツ施設をはじめ工場、倉庫など様々な高天井施設でご利用頂けます。
今回納入した製品は、シーン別調光器を併用することで市民による気軽なスポーツレクリエーションから公式試合までパターン制御による照度切替えを行い、用途・目的に応じた照明として運用しています。

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人感センサ付ダウンライト

■ 人感センサ付ダウンライト
人感センサ付ダウンライトは、人の不在時消灯により、より細やかな節電を実現できます。
フィッティングルームやパウダールームに最適です。

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