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照明関連用語

~とは?といった照明関連用語についてのよくあるご質問をご紹介いたします。

照度(lx:ルクス)とは?

照らされる場所の明るさのことです。単位はルクスで表します。例えば1ルクスとは、面積1平方メートルの面上に1ルーメンの光束が平均に照射しているときの照度のことを表します。照明設計の基本となるもので、場所・作業内容等により、JIS規格により照度基準があります。

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全光束(lm:ルーメン)とは?

光源から全ての方向に放出する光の総量を示し、一般的にこの数値が大きいと”明るい光源”となります。

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光度(cd:カンデラ)とは?

光の強さのこと。光源からある方向にどれだけの光の量が出ているかを表す用語です。

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輝度(cd/m2)とは?

ある方向から見た物、あるいは光源の輝きを表します。照度が単位面積あたりにどれだけの光が到達しているかを表すのに対し、輝度はある方向から見たときにどれだけ明るく見えるかを表しています。あるいは光源の発光部分がどれだけ輝いているかを表します。

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色温度とは?

ローソク、白熱電球、蛍光ランプなど、日常の暮らしのなかで接する各種光源の光、また、朝日・日中に見る太陽光の色合いは、それぞれ異なって見えます。この光源の光の色合いを、物理的・客観的な尺度で表したのが色温度で、照明される場の雰囲気を決める重要なポイントになります。
色温度はK(ケルビン)で表され、一般的にこの色温度が低いとオレンジがかった暖かみのある光となり、高くなるにつれて、日中の太陽のように白っぽい光になります。さらに高くなると青味がかったさわやかな光となります。

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演色性とは?

光源によって、照明された物の色の見え方が変わって見える性質を演色性といいます。

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平均演色評価数(Ra)とは?

光源による色の再現性を示す演色性は、一般的に平均演色評価数(Ra)によって数値的に表します。
具体的には、演色評価用の8つのカラーチャートのそれぞれについて、自然光に近い基準光を用いた場合の色の見え方と比較し、その違いを平均化したものです。色の見え方が基準光で見た場合と全く同じであれば100となり、違いが大きくなるに従って、その値は小さくなっていきます。(つまり、100に近いほど、演色性がよいことを示します。)一般に、平均演色評価数が80を超えると光源は演色性が高いとされています。

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定格寿命とは?

複数の器具を規定の試験条件で点灯試験した時の寿命の平均値です。(カタログなどで各々公表される寿命です)

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器具効率とは?

ランプの全光束のうち、器具から外部に照射される光束の割合を表したもので、数値が大きいほど効率の良い器具で、明るいということになります。
器具効率は器具の種類によって異なり各照明器具メーカーが提供する配光データに記載されております。

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保守率とは?

照明器具は長い間使用しているうちに光源自体の光束の低下、光源や器具の汚れ、室内面の汚れによって明るさが低下してきます。
照度計算をする際に、保守率を乗することで、ランプ交換や器具清掃など適切な保守がおこなわれることを前提として計画した照度が維持できるようになっています。
保守率は器具の種類によって異なり各照明器具メーカーが提供する配光データに記載されております。

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グレアとは?

光源の強い輝きが視野に入って、まぶしさ・眩惑・不快を感じる状態をいいます。

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遮光角とは?

遮光角とは、ランプが目に入らなくなる限界線と、器具の水平線との角度のことです。
遮光角が大きいほど器具に近づいてもランプが見えにくく、まぶしさを抑えられます。一方で、光が遮られるため、器具効率が下がる傾向にあります。
それらを考慮し、空間の大きさや用途に応じて、適切な遮光角を設定します。

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配光曲線とは?

光源から空間の各方向へ広がる光度の分布を「配光」といい、照明器具の光がどの方向に放射されるか、全ての方向への光の量(光度)を図示したものを「配光曲線」といいます。

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1/2ビーム角とは何ですか?

照明器具から出る光において、その光度が最大光度の半分(1/2)になる角度のことを言います。

詳しくはこちら(カタログの見方・商品スペック表示[LED照明器具] 12番の配光画像・配光データを参照)

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ルーバとは何ですか?

照明器具の光(グレア)を防止するために光源の下に取り付け、一定の遮光角を得ることを目的としたものです。

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力率とはなんですか?

照明器具には、低力率、高力率という種類があります。
照明器具で消費される電力〔消費電力(W)〕が、供給される電力〔定格電圧(V)x入力電流(A)〕の中で、どのくらい有効に使われているかを表す指標です。
計算式は次の通りになります。

 力率=〔消費電力(W)〕÷〔定格電圧(V)x入力電流(A)〕
 上記の式より力率を求めたとき、

0.85以上が高力率、0.85未満が低力率となります。

例えば、
①定格電圧100V、入力電流1.1A、入力電力52Wの安定器の力率は計算すると0.47になり、低力率となります。
②定格電圧100V、入力電流0.54A、入力電力52Wの安定器の力率は計算すると0.96になり、高力率となります。

照明器具の設置、配線において、高力率形を搭載する器具を使用した方が、点滅回路の1回路あたりの台数が増し、各回路に用いるブレーカ等の設備費も抑えられるという利点があります。

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建築化照明とはどの様な照明ですか?

天井や壁面などの建築構造物に照明器具を組み込み、影をつくらない様にしたり、不快なまぶしさ(グレア)をなくしたり、造形を強調したりすることを目的にして建築と照明を一体化した照明方式の1つです。

LED建築化照明器具「SLIT」についてはこちら

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