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LED照明

LED照明についてのよくあるご質問をご紹介いたします。

LEDとは?

LEDとは“発光ダイオード”と呼ばれる半導体のことで、“Light Emitting Diode”の頭文字をとったものです。
LEDには、大きく分けて砲弾形とSMD形(Surface Mount Device 表面実装形)という2つの種類(形)があり、信号機などの表示用には砲弾形が、照明器具用には主にSMD形が使われます。1993年に青色LEDが開発された事で、赤・緑・青の光の三原色が揃い、白色の光をつくる事ができる様になり、一般照明として実用化できる様になってきました。

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LEDの主な特長は?

LEDには蛍光ランプをはじめとした従来の光源にはない優れた特長を持っています。
・省電力 ・長寿命 ・コンパクト性 ・紫外線レス ・水銀レス ・即時点灯 ・高指向性 ・調光自在 ・豊富な光色

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LEDの光の特長・用途は?白熱灯や蛍光灯と比較して教えてください。

一般に白熱灯は、ホワイト電球(シリカ電球)やレフ球等の白熱電球と、コンパクトなハロゲン電球の大きく2種類に分けられます。電球色の温かみのある光色で空間を演出したり、ハロゲン電球については、反射板により光を集光させ、対象物を際立たせることなどの特長があります。デメリットとしては蛍光灯やLED光源に比べ消費電力が大きいことです。

また、蛍光灯は指向性が低いことで、光を拡散させ広い面を均一に照らすのに適しています。さらにHF蛍光ランプは、従来蛍光ランプに比べ効率もよく寿命も長いためより経済的です。デメリットとしては、蛍光灯の光自体に紫外線を含んでいること、ランプ内部に水銀を微量に含有していることがあります。(身体に害はございません)

LEDの光は、点光源のため配光制御しやすく、レンズや反射板で集光しスポット照明に適しています。また拡散光としても使用できるようになり、白熱灯と蛍光灯の両方の用途・特長を併せ持った光源ということになります。また、光自体に熱線や、紫外線量が著しく低いため衣類や絵画、宝飾品などデリケートな被照射物の照明に適しています。さらに水銀レス、即時点灯、豊富な光色、もちろん長寿命であること等、あらゆる分野の照明として可能性を広げています。

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LEDの光は白熱灯や蛍光灯の光と同じように考えていいのですか?

一般に白熱灯は、光の指向性が低い白熱電球と、指向性が高いハロゲン電球に分けられます。配光ミラーで光の広がり方を自由に変化させ、温かみのある空間をつくりだすことは可能ですが、光自体に熱を含み、寿命も短いため省エネに貢献しているとは言いがたい光源です。
また、蛍光灯は指向性が低く、空間全体に拡散する光で広い面を照らすのに適しています。FHFランプを使用すると効率もよく白熱灯に比べ寿命も長いため省エネにはなりますが、光自体に紫外線、ランプ内部に水銀を微量に含んでいます(体に害はございません)。空間全体を明るく、更に省エネをしたいといった空間に適しています。
LEDは、指向性の高い光で、スポット的に照らすのに適していますが、現在では、光学的な制御により拡散光として使用することもできるようになりました。また白熱灯や蛍光灯と違い、光自体に熱線、紫外線を含まないため衣類や絵画、宝飾品などデリケートな被照射物の照明に適しています。
このように、各光源によって光の特性が異なるため、それぞれの特長をいかした商品の開発や照明計画が重要になります。
なお当社では、LEDの光の特性を生かした商品の提案をしています。

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従来の蛍光灯器具のランプ全光束とLED照明器具の定格光束の違いは何でしょうか?

従来の蛍光灯器具の光束は、ランプの全光束の値が用いられていました。
ランプ全光束は、器具の形状や反射板の表面の反射率によりその一部は消失します。そして実際に器具から外に出る光束を「器具光束」といい、ランプ光束に対する器具光束の比を「器具効率」と呼んでいます。
LED照明器具への置換えにおいてはランプの全光束を比較の基準にするのではなく、機種ごとの固有の器具効率を加味した「器具光束」を基準にする必要があります。 一方、LED照明器具(光源一体形タイプ)は、LED光源から発せられる光束と器具からの光束がほぼ同等なので器具効率はほぼ100%となり、その初光束のことを「定格光束」といいます。(直管LEDランプ・LED電球搭載器具は除く)

放出される光束のイメージ図はこちら

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LED照明器具の選定において、従来器具の光源(ランプ)光束値と、LED照明器具の光束値が同等ではないのは何故ですか?

従来器具のように光源を交換するような使い方をしないLED照明器具(光源一体形タイプ)は、LED光源から発せられる光がそのまま器具からの光となるため器具効率はほぼは100%となり、その光束値を一般的に「定格光束」といいます。(直管LEDランプ・LED電球搭載器具は除く)                   それに対し、従来光源の照明器具の器具効率は器具の形状やカバー等の種類により異なりますが、60%~80%程度になります。さらに器具の保守率(光源の減衰率や器具の汚れ率)を加味した寿命末期の光束は、 LEDのそれとほぼ同じとなります。
従って、従来器具のランプ全光束に比較し、LED照明器具の光束が小さくても、従来光源と同等となります。
下記に、蛍光灯器具とLED照明器具の光束の比較を表にしましたので参照ください。                                                  ※保守率:長い時間使用することによる光源の劣化や器具の汚れによる光束の低下を割合で示したもの            

蛍光灯器具とLED照明器具の光束の比較表はこちら

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LEDの寿命とは?

JIS C8105-3:2011 照明器具第3部性能要求事項通則の附属書Aの中で、一般照明用途に用いられるLEDモジュールの寿命の定義は以下の通りに定められました。
照明器具製造業者が規定する条件で点灯した時
 ・LEDモジュールが点灯しなくなるまでの総点灯時間
 ・または全光束が点灯初期に測定した値の70%に下がるまでの総点灯時間のいずれか短い時間
なお、これらはあくまでLEDの設計寿命であり、この寿命を保証するものではありません。
よって照明器具としての寿命は他の光源を使用した場合と同じ考え方になります。

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磁気式安定器の蛍光灯器具からLED照明器具へ交換しますが、注意点はありますか?

リニューアル時において、配電設備を既存のままで、照明器具を磁気式蛍光灯器具からLED照明器具に取り替えた場合、漏洩ブレーカが不要動作することがあります。これはLED照明器具が、従来の磁気式蛍光灯器具よりも高周波の漏洩電流が大きくなる特性を持っているためで、1990年までの旧タイプの漏電ブレーカをお使いの場合には、「高周波対応形漏電ブレーカ」に交換ください。
なお、インバータ蛍光灯器具からの取替えの場合にも、念のため既存の漏電ブレーカを確認いただき、旧タイプであれば上記現行品へ交換ください。

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市販されている直管形LEDランプを三菱の照明器具に取り付けても問題ないでしょうか?

銘板に記載している適合ランプ(蛍光灯など)以外のランプとの組み合わせは保証しておりません。当社では、安全性に配慮した専用口金(GX16t-5)を使用した直管LEDランプ搭載ベースライト「Lファインecoシリーズ」やLED光源を内蔵したLEDベースライト、LEDダウンライトなどをご用意しています。

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三菱電機のLED照明器具の特長は何ですか?

下記3つの設計技術で照明器具開発に取り組んでいます。

1.光学設計
  空間や用途に合わせた光を提供するレンズ、反射板設計を行っています。

2.放熱設計
  LEDの熱を効果的に放出する優れた放熱設計により器具の長寿命化、明るさ向上を実現します。

3.電源設計
  LEDの特性に合わせた効率の良い回路設計で、高い光出力と省エネ性を両立しています。

3つをトータルで設計、開発をする事でクオリティの高い照明器具を提案しています。

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MILIE(ミライエ)とは?

三菱電機照明LED照明器具のブランド名で“人と社会に寄りそう光へ”という意味が込められています。

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LED照明器具の許容電圧範囲は?

LED照明器具の許容電圧範囲は±6%以内です。
LED照明器具以外も同様に±6%です。
許容範囲以外で使用した場合、照明器具の短寿命、故障の原因となります。

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LED照明器具の突入電流はどれくらいですか?

弊社LED照明器具に搭載しているLED電源には突入電流抑制回路が搭載されており、回路方式により値は異なりますが、目安として突入電流は1台あたり最大でも5A0-p(4ms)以下の値となっています。
(ただし、24時間点灯する誘導灯機種など一部突入電流抑制回路が搭載されていない機種もございます。)

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LED照明器具はPSEマークは付いていますか?

付いています。電気用品の安全を確保するため、生産者・販売者の義務などを定めた法律である電気用品安全法の対象となり(2012年7月1日から)、安全確認検査済みの製品にはPSEマークが付けられています。
当社のLED照明器具は、この電気用品安全法に適合しておりPSEマークが付いていますので安心してご使用できます。
※直管LEDランプ及びHID形LEDランプシステム(E39口金)は対象外です。

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LED照明器具はJIS規格製品ですか?

LED照明器具は、従来の一般照明器具と同様、JIS C8105-1(安全性要求事項通則)やJIS C8405-3(性能要求事項通則)などの規格に準拠しています。

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住宅用に使えるLED器具はありますか?

居室用シーリングライト、LED電球タイプのブラケット、クラス60ダウンライト、コンパチブルダウンライト、ペンダントなどがございます。

居室用シーリングライトのラインアップはこちら

インテリア照明のラインアップはこちら

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天井埋込器具は断熱施工天井で使えますか?

断熱施工用の器具をご使用ください。
指定外の器具を設置された場合、火災の原因になることがあります。

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LED照明器具は調光によって消費電力を削減できますか? 節電になりますか?

削減できます。調光の方式は大きく二つ有り、PWM信号制御方式の信号線を必要とする方式と、従来の白熱灯で用いられていた電源配線だけの位相制御方式があります。PWM信号制御方式では調光信号で入力電圧を下げることで、また位相制御では、ランプ(調光用LED電球)電流を下げることで共に明るさ(調光率)を絞り、節電を図ることができます。

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新品ランプに交換したところ、ランプが点灯しません。なぜでしょうか?

電源が入った状態(ON)でランプ交換を行った場合、感電等の危険を無くすため、回路上で保護動作が働いて点灯しない場合があります。その際には電源を一旦切って(OFF)から、再度電源を入れ(ON)なおしてください。そうすれば点灯します。

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光色を変化させることができるLED照明器具はありますか?

あります。1台の照明器具に、昼白色(5000K)と電球色(3000K)2種類の光色のLED光源を持ち、調光コントローラと組み合わせて、その2種類の光色のLED光源を調光制御することで光色(色温度)を変化させることができます。住宅用では、居室用LEDシーリング調色・調光タイプで、付属のリモコンで操作ができます。

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H形蛍光灯器具の代替LED照明器具はありますか?

器具本体が同形状のものはございません。

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磁気式蛍光灯器具からLED照明器具に交換したら漏洩電流が大きくなったが何故?

LED照明器具は、従来の磁気式安定器照明器具よりも高周波の漏洩電流が大きくなる特性を持っています。そのため概ね1990年迄の旧タイプの漏電ブレーカの場合は、不要動作をする場合があります。LED照明器具をご使用になる場合には、既存の漏電ブレーカをお手数ながらご確認いただき、旧タイプである場合には「高周波対応形漏電ブレーカ」に交換ください。

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ペンダントの「Puyo」はどのような器具ですか?

セードの材料にシリコンを採用し、ぶつけたり落としたりしても割れない仕様になっています。
樹脂製のセードに比べて乳白ガラスのような質感と柔らかい光を演出します。
また、セード端部を肉厚にすることで重厚なイメージを与えます。

画像・スペックはこちら(WEBカタログへリンクします)

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LED照明器具は高調波対策はされているのか?

三菱電機照明(株)のLED照明器具はJIS C 61000-3-2-2019に適合しています。

なお、高調波規格 JIS C 61000-3-2-2019に関するご質問は(一社)日本照明工業会のホームページを参照ください。

高調波規格と関連Q&A(一社 日本照明工業会サイトへリンクします)

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