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小型業務用エコキュート

ランニングコスト・CO2排出量を削減

空気の熱を利用して効率よくお湯をわかす「ヒートポンプ方式」

エコキュートは空気の熱を利用して効率よくお湯を沸かす「ヒートポンプ式」のため、少ない電気で高効率な運転が可能です。

電気温水器からの買い替えにオススメ

電気温水器からエコキュートに買い替えで給湯にかかるランニングコストの削減に期待できます。

  • 残湯量が少なくなれば都度わき上げを行うため貯湯量が少なくなるケースもあります。
ヒートポンプ方式の図

CO2排出量削減でカーボンニュートラルに貢献

2020年10月、政府は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルを目指すことを宣言しました。この目標達成に向け、CO2の排出を抑制する「小型業務用エコキュート」は高効率な給湯機として注目されています。

  • 【当社試算条件】
  • 地域:名古屋
  • 使用湯量1日あたり2,000L(60°C換算)
  • CO2排出量原単位 電気:中部電力ミライズ(株) 0.449kg-CO2/kWh (基礎排出係数)都市ガス:2.23kg-CO2/Nm3 LPガス:3.00kg-CO2/Nm3 環境省 温室効果ガス排出量 算定・報告・公表制度「算定方法・排出係数一覧」参照 電気:令和5年提出用 電気事業者別排出係数一覧 より 都市ガス・LPガス:算定方法および排出係数一覧 より
  • 機器ロス有
CO2排出量比較

高効率な運転でランニングコストを削減

空気の熱と少しの電気でお湯をわかす方式に加え、施設や店舗の稼働時間に合わせたわき上げ制御も可能。必要なお湯をまかないながら、大幅なコスト削減を実現します。

  • 【当社試算条件】
  • 地域:名古屋
  • 使用湯量1日あたり2,000L(60°C換算)
  • 電気:中部電力ミライズ(株) 業務用電力FR-B(高圧) 16.13円/kWh(夏季)・15.14円/kWh(その他季)、基本料金、燃料調整額含まず。 都市ガス:東邦ガス一般供給契約(料金表E基準単位料金)159.41円/m3LPガス:623.58円/m3 (一般財団法人日本エネルギー経済研究所 石油情報センター2022年12月調査)
  • 機器ロス有
  • 即湯循環機能を使用した場合、ランニングコストは高くなります。
  • 従量料金のみ。(基本料金、機器更新の費用は含みません。)
ランニングコスト比較

すぐにお湯が使える「即湯循環機能」対象機種|SUJ

蛇口をひねれば、すぐにお湯が使える

即湯循環機能は給湯配管内にお湯を循環させ、蛇口の近くまで常に温かいお湯を届け、即湯循環配管内のお湯の温度を一定に保つ機能です。給湯機から離れた場所のシャワーや水栓でお湯が出るまでの待ち時間を短縮します。

  • 即湯循環機能にはGE-553SUJ 1台と給湯量に合わせてGE-553SU 0〜3台が必要です。連結可能台数は合計4台までです。GE-553SUJのみでも即湯循環機能は使用できます。
  • 即湯循環配管は、1系統までです。
  • 浴槽の循環・保温はできません。
  • SUJ機種は必ず即湯戻り配管の施工をしてください。
即湯循環機能の図

こちらの業種・業態におすすめです

介護・福祉施設

介護・福祉施設

入浴介助の時間と水を少なく!

理美容室

理美容室

シャンプーの時もお湯待ちの時間が短い!

保育園

保育園

厨房でも沐浴室でもお湯がすぐ使える!

即湯循環機能の使用可能湯量※1 ※2 ※3

即湯循環配管方式の場合は、配管の長さに応じた台数設定が必要です。

即湯循環機能の使用可能湯量のグラフ
  • ※1:使用可能湯量は目安です。グラフの使用可能湯量は60°C換算をした計算値です。台数選定の際は放熱等のロス分を考慮してください。詳しくはヒアリングシートにご記入いただき、当社営業窓口へお問い合わせください。
  • ※2【試算条件】●夏期:外気温25°C(乾球)/21°C(湿球)、水温24°C、運転時間約17時間(SUJ)/約11時間(SU)●中間期:外気温16°C(乾球)/12°C(湿球)、水温17°C、運転時間約19時間(SUJ)/約11時間(SU)●冬期:外気温7°C(乾球)/6°C(湿球)、水温9°C、運転時間約23時間(SUJ)/約13時間(SU)
  • ※3:浴槽の循環・保温はできません。
  • ※4:即湯循環機能を使用しない場合、SUJ機種は不要です。別の機種を選定してください。

小型業務用エコキュートなら、エリアごとの即湯循環が可能

エリアに分けて即湯循環機能を設定できるのが三菱小型業務用エコキュートの強みです。お湯を使う場所の近くで循環させることで放熱ロスを防ぐことができます。

保育園の場合の即湯循環機能を使用した図

複数台連結で幅広い施設へ導入可能

組み合わせで、様々な施設に対応可能

1グループ最大4台、最大6グループ(計24台)まで連結することで、使用湯量が約37,200Lの施設まで対応。理美容室のような小規模店舗~大浴場のある福祉施設などお客様の使用湯量に合わせて様々なバリエーション提案が可能です。

理美容院、小規模店(ス−パー)、福祉施設(デイサービス)、飲食店で導入した場合の想定湯量 大浴場のある福祉施設で導入した場合の想定湯量

ロケーションやニーズに合わせて選べる設置スタイル

置き方のバリエーションが豊富

設置場所のスペースに合わせて、自由に配置できます。

設置場所のパターン図。①横並びに設定②正方形に設置③L字型に設置

屋上への設置も可能対象機種|SU、SUR、UD、URD

階下給湯の高低差制約は「貯湯ユニットの天面から15mまで」なので、屋上設置対応も可能です。※1 ※2

  • ※1GE-553SUJ1 台 + GE-553SUで接続されている場合は貯湯ユニットの天面から5mまでです。
  • ※2使用湯量1日あたり2,000L(60°C換算)2階以上に据え付ける場合は、 必ず天部も上部振れ止め金具で固定してください。 詳細は小型業務用エコキュート カタログをご確認ください。
  • ※3階上給湯は3階までを目安としてください。
屋上への設置パターン

分散給湯をすることで、 大規模施設へのご提案も可能

お湯を使用する箇所に給湯機を設置する分散給湯により配管放熱ロスを削減して、ランニングコストとCO2を削減することが可能。施設全体の給湯がストップするようなリスクを分散できるほか、ボイラー技士などの有資格者や法令点検が不要などのメリットも。

セントラル給湯と分散給湯の比較図

業務用に適した機能が満載

店舗・施設にぴったりのわき上げ制御機能

わき上げ温度設定対象機種|SUJ、SU、UD

わき上げ温度が高いと、たっぷりお湯が使えます。わき上げ温度を下げると消費電力を抑えられます。

  • ※1即湯運転設定中は「中:80°C」「低:75°C」です。
  • ※2GE-553SUR、GE-Y553URDにはありません。
湧きあげ温度の設定表

最低湯量設定対象機種|全機種

わき増しは、一定の湯量を確保して湯切れのリスクを軽減する機能です。営業時間中は常に一定の湯量を維持するようにわき上げを行います。確保する湯量は、3段階で設定可能です。

  • 最低気温がマイナス10°C以下になる地域で使用する場合は、300Lまたは400Lに設定してください。
最低湯量設置のイメージ図

営業時間設定対象機種|全機種

営業時間に合わせて賢くわき上げを行う機能です。営業時間を設定すると、開始時間に合わせてタンク内を満タンまでわき上げます。営業時間外が8時間未満の場合は、24時間営業設定をおすすめします。

営業時間設定のイメージ図

その他にも便利で快適な機能を搭載

貯湯量調整機能のイメージ図

貯湯量調整機能

お湯が余らないようにタンクごとの貯湯量を調整し、必要な湯量だけわき上げができる機能です。

  • 〈設定範囲〉3段階(300L/400L/550L)
  • 工場出荷時は550L
外部入出力端子のイメージ図

外部入出力端子

外部入出力端子を利用し、他機器との連携制御が可能です。外部制御基盤からのデマンド制御により、空調・照明など日中の電力負荷状況に応じて、電力の負荷平準化(ピークカット)に貢献します。

自動開閉弁内蔵のイメージ図

自動開閉弁内蔵

自動開閉弁内蔵で、お湯を使い切ったタンクからの入水を防ぎます。複数連結でも給湯温度が低下しません。

  • すべてのリモコンで同じ設定を行ってください。

設計・施工が簡単対象機種|SUJ

必要部品が内蔵されたオールインワン貯湯ユニットで、設計・施工も簡単

総配管長100m対応

GE-553SUJ(即湯循環機種)には、即湯循環に必要な循環ポンプやミキシングバルブ、逆止弁を標準装備。さらに総配管長100mまで対応し、さまざまな施設・店舗の即湯循環機能化をスムーズに実現します。

設計・施工者にとってのメリット

  • 必要部品を別々に見積・手配をする必要がなく、 簡単設計・省施工

  • 本体に必要な部品を内蔵しているので、メンテナンスも当社のみで完結

  • 追加部品手配が不要で省コスト

必要部品が内蔵されたオールインワン貯湯ユニットで、設計・施工も簡単

災害への備えもしっかり対象機種|全機種

〈断水対策〉災害時タンクの中の水をかんたんに取り出せる「パカっとハンドル」搭載

非常時に水を取り出しやすく、給水の開閉もわかりやすく

  • 脚部カバーは別売、ハンドル部分は本体備え付けです
パカっとハンドルの図
  • ※1脚部カバーがない場合、取水窓を開ける操作は必要ありません。
  • ※2ホース不要で水(お湯)を取り出せます。ただし熱湯が出る場合がありますのでご注意ください。
  • ※3水(お湯)の取り出しには、別途、電源・給水配管専用止水栓・逃し弁の操作が必要になります。

給水配管専用止水栓

貯湯ユニットに標準装備。給水の開閉もわかりやすく、操作も簡単です。

  • 写真は「開」の状態です。出荷時は「閉」となっています。
  • 貯湯ユニット本体に逆止弁を内蔵。
給水配管専用止水栓のイメージ

複数のタンクから同時に取水も可能!

4台連結の場合で 550L×4=2,200Lの水を確保。 複数のタンクから同時に取水も可能です。

  • 飲用水としては使用できません。やむを得ず飲用する際は、必ず一度沸騰させてください。
  • イラストはパカっとハンドルのイメージです。
複数のタンクから同時に取水のイメージ

2024年4月より、介護事業所でのBCP対策 (生活用水の確保)が義務化

すべての介護事業所において「感染症や災害発生時であっても、利用者に必要なサービスが安定的・継続的に提供される体制の構築」が義務化されています。事業者はBCP対策とともに、研修や訓練が必要になります。その中には入浴介助の項目もあり、非常用水の取り出しが簡単な三菱小型業務用エコキュートは、使いやすく、いざという時に役立ちます。

〈地震対策〉耐震クラスS対応 ※4 ※5

貯湯ユニットの脚部は施工しやすい三本脚。
さらに接地面積の広いタフレッグを採用する事で「耐震クラスS(水平震度1.0)」を達成しています。

  • ※4(一財)日本建築センター「建築設備耐震設計・施工「指針」における局部震度法による設備機器の地震力に基づいて設計。設置面や設置方法によって対応できる耐震クラスが異なります。
  • ※5地階および1階ならびに敷地の部分に設置、上部振れ止め金具(2個同梱)2か所固定、アンカーボルト3本固定において。
タフレッグのイメージ図。横幅85mm

〈停電対策〉停電時出湯

貯湯ユニットにお湯が残っている場合、停電の際もシャワー/蛇口でお湯をお使いいただけます。

  • 停電時にはわき上げ、 わき増しはできません。
  • 温度調整ができないので、設定温度と異なる温度のお湯が出る場合があります。また、タンク内のお湯の量が少なくなると温度は下がります。
  • 断水時にはシャワー/蛇口からお湯が出ないため、非常用取水栓 (パカっとハンドル)をご使用ください。
  • GE-553SUJは除く。
  • リモコンの開閉弁設定が「ローテーション」の場合は停電時に開いている貯湯ユニット分のみご使用いただけます。

〈停電対策〉日時バックアップ

停電の際も、本体内蔵のリチウム電池によるバックアップで、リモコンの設定内容をそのままキープ。面倒な再設定の必要がありません。

  • 長時間の停電時は、念のため日時にズレがないか確認してください。

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