
三菱電機の品質が支える、安心と快適。
トラブルを未然に防ぎ、頼れるエアコンをつくりだす。
01 高い設計基準で、一段上の品質へ
スリムエアコンは、万一のトラブルを防止し、製品の品質と信頼性を高めるため、さまざまな工夫を施し設計しています。

①丈夫なグリルを採用
安全性を高めるため、室外ユニット吹出口には、割れにくく燃えにくいグリルを採用しています。丈夫なグリルを採用することで、より長く安心してご使用いただける品質を確保しています。

②小動物の侵入によるトラブルを防止※1
ヤモリなどの小動物が室外ユニット基板裏面に侵入するとトラブルの原因にも。室外ユニット基板をボードボックスに収納してトラブルを防ぐ設計です。
- ※1:室外ユニット内への侵入を防ぐものではありません。侵入防止の対応は、据付工事説明書をご覧ください。

③湿気や粉塵によるショートを防ぐ基板コーティング
湿気や粉塵によるショートを防ぐため、室外ユニットの基板にポリオレフィン系樹脂コーティングを施しています。機器トラブルを未然に防ぐために、細部までこだわっています。

④コーナーパネルはネジ留めでしっかり固定
化粧パネルへのコーナーパネルの取付けは、ネジを使ってしっかりと固定する構造に。コーナーパネルの落下を防止します。
また、ネジを取り外さずにコーナーパネルを取り付けられる構造で、取付時のネジ落下も防止します。

⑤電源線を保護し、電気ノイズも抑える構造を採用
1.ゴムブッシュで損傷防止
配線取入口をゴムブッシュで保護し、配線の損傷を防止。現地で配線接続口を埋める作業も不要なため、手間を削減できます。
2.リモコン線と電源線の接触を防止
リモコン線取入口は電源線取入口とは別に設け、電源線との接触を防いで電気ノイズを抑制。
3.固定バンドを標準装備
配線を固定するバンドを標準で搭載。配線の固定をしっかり行い、安心してご使用いただける構造にこだわっています。
4.電源線を直線に通せる構造
電源線を直線に通せることにより、電気配線接続時の作業負荷を低減。

設計の工夫で小型化を実現
スリムER(P112~P160形)において、高性能扁平管熱交換機の搭載など、設計の工夫によって小型化を実現。

02 開発試験により性能を確認
さまざまな条件に耐え、性能を発揮できる製品を。
お客様に安心してご使用いただけるように、さまざまな環境で検証試験を行っています。
厳しい環境でも、性能を発揮させる
猛暑の夏や極寒の冬などさまざまな環境でも止まらず運転し続けられるよう、検証試験を実施。-25℃~52℃までの温度条件を再現できる試験室での運転試験や風雨試験を行い、エアコンの性能を確認しています。

「静かさ」という快適性のために
無響室という極めて雑音が少ない空間で製品の運転音を測定。エアコンの運転音をしっかり検証し、日々の快適性を追求しています。

安心・安全をたゆみなく追求
万一の発火や圧力部品の破損を誘発させる異常さえも想定した試験を行っています。

燃焼試験
実際に製品に火を放つ試験を実施。万一の発火の際に製品に及ぼす影響について確認しています。

防爆ピット
圧力部品に対し、破損を誘発させる環境を再現し、製品に及ぼす影響を確認しています。
厳しい物流環境を想定
製品を輸送する際の製品不具合を防止するために、輸送中の環境を再現した振動試験や落下試験によって、耐久性を検証しています。

振動試験

落下試験
震度7相当の耐震性能を確認
対象室外ユニット:
スリムZR、スリムER、ズバ暖スリム、中温用、Fitマルチ、ズバ暖マルチS
一般財団法人日本建築センターのガイドライン※2に準拠した当社 振動試験※3において加速度レベル2.0Gの加振後も運転に影響を及ぼす損傷がなく、通常の機能を維持する最高ランクの耐震クラス【2.0G/FA(1D加振)】であることを確認しました。
あわせて、国立研究開発法人防災科学技術研究所の実大三次元震動 破壊実験施設(E-ディフェンス)における「10層鉄骨造オフィス試験体による建物の動的特性評価試験」※4において、阪神淡路大震災の再現地震で加振を実施。震度7相当の耐震性能を確認しました。
- ※2:日本建築センター「設備機器本体の耐震性能確認基本ガイドライン(2022年2月制定)」。
- ※3:室外ユニット単体を加振台にボルト固定、最低次固有値を持つユニット前後方向にサインビート加振。
試験室外ユニット:PUSY-FP280MH2。 - ※4:外装材を忠実に再現した実大規模の中層ビル震動実験(2023年2月実施)。試験体:10階建て鉄骨造オフィスビル(平面形状12.0m×8.0m、高さ26.9m、重量約700トン)設置ユニット:PUSY-FP280MH2(9階フロアにアンカーボルト固定)

03 品質を第一に、1台1台しっかり検査
製品1台1台に対し、入念な検査を実施。厳しい基準をクリアした製品だけを出荷しています。

ヒューマンエラーを防止する仕組み
市場ニーズに幅広くお応えするために、「多品種小ロット生産」を採用しています。生産機種の切り替えが発生する中でも、ヒューマンエラーを発生させない仕組みを随所に採用しています。


QRコード
製品と主要部品にQRコードを貼り付けて組立ての際に1台1台照合し、部品の組立て間違いを防止。
- *QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

ICタグ
機種ごとに異なる冷媒の種類・量や検査機器の設定を、ICタグを読み込むことで判別します。
熟練の技術者による高品質なものづくり
無酸化ろう付け
高度な技術が必要な冷媒配管の無酸化ろう付け作業は、ガス溶接の国家資格の取得に加えて独自の資格指名制度を採用。厳しい基準をクリアした作業者がろう付け作業を実施しています。

製品1台1台を徹底的に検査
お客様に品質の良い製品のみをお届けするため、製品1台1台に対して厳密な検査を行っています。

運転検査
室内ユニット・室外ユニットともに1台1台運転させ、安全性や性能などの検査を実施しています。

ガス漏れ検査
室外ユニットにヘリウムガスを封入し、ガス漏れ検査を実施しています。

音・振動・外観検査
室内ユニット・室外ユニットともに運転中の異音や振動、外観のわずかな傷を熟練の作業者が1台1台確認し、判別します。

冷媒回路の内圧検査
室内ユニット・室外ユニットともに、ガス漏れ検査時に冷媒回路内の内圧が適正な数値かを測定することで、ガス漏れが発生していないかを検査しています。