三菱電機株式会社は、1992年4月に設立したマッチングギフト制度「三菱電機SOCIO-ROOTS(ソシオルーツ)基金」が、2017年4月に設立25周年を迎え、この間に全国延べ約1,900カ所に累計12億円を超える寄付をしたことをお知らせします。
2017年度は従来活動に加え、25周年記念事業として、記念募金の実施を計画しています。
「三菱電機SOCIO-ROOTS基金」25年間の歩みについて
「三菱電機SOCIO-ROOTS基金」は、従業員からの寄付金に対して会社がその同額を拠出し倍額にして社会福祉施設・団体に寄付するマッチングギフト制度です。支援を必要とするところへ寄付金を届けることで社会に貢献したいとの従業員一人ひとりの思いを実現するために、1992年4月に設立しました。以降、全国各地の事業所が構内での募金活動などを行い地元の社会福祉施設・団体を中心に寄付金の贈呈や家電品などの提供を行っています。
また、甚大な被害を出した新潟県中越地震(2004年)や東日本大震災(2011年)、広島土砂災害(2014年)などの災害に対しても、従業員の声を受けて義援金を拠出してきました。2016年4月に発生した熊本地震の被災者への支援として計6,281万6,510円を寄付したほか、2011年度から継続して行っている東日本大震災で被災した子どもたちへの支援として累計で1億3,350万円を寄付しています。
当社は、社会貢献活動の重点分野の一つである社会福祉の主要プログラムとして「三菱電機SOCIO-ROOTS基金」に取り組み、今後は、2015年に国連総会で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」に基づき、社会福祉分野に通じる貧困の撲滅や不平等の削減などを念頭において、より多くの社会課題解決の一助となる活動を実施していきます。
2016年度の寄付内訳
寄付先 | 従業員の寄付額 | 会社のマッチング額 | 寄付合計 |
社会福祉施設向け支援 | 1,088万601円 | 1,088万601円 | 2,176万1,202円 |
熊本地震被災者への支援 | 3,140万8,255円 | 3,140万8,255円 | 6,281万6,510円 |
東日本大震災被災地の子どもたちへの支援 | 750万円 | 750万円 | 1,500万円 |
合計 | 4,978万8,856円 | 4,978万8,856円 | 9,957万7,712円 |
寄付金の多くは、共同募金会を通じて全国の社会福祉施設へお届けしています。
なお、中央共同募金会への2016年度寄付金の贈呈式は、本日3月27日に都内にて行われる予定です。