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ニュースリリース

テキスト版

掲載のデータは発表当時のものです。価格・仕様について変更する場合もございます。

2018年2月14日
開発No.1814

小規模なFPGA実装によりリアルタイム性向上と低コストを実現、適用分野の拡大に貢献

「コンパクトなハードウェアAI」を開発

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 三菱電機株式会社は、当社のAI技術「Maisart(マイサート)※1」の一つである「コンパクトな人工知能※2」の計算順序の効率化と回路構成の最適化により、小規模なFPGA※3にも実装できる「コンパクトなハードウェアAI」を開発しました。リアルタイム性の向上と低コストを実現したことで、家電、エレベーターや高精度地図など人工知能の適用分野拡大に貢献します。

  • ※1Mitsubishi Electric's AI creates the State-of-the-ART in Technologyの略。Maisart
    全ての機器をより賢くすることを目指した当社のAI技術ブランド
  • ※22016年2月17日当社発表
  • ※3Field Programmable Gate Arrayの略。プログラミングによって動作変更が可能なLSI
Maisart「コンパクトな人工知能」の適用分野

Maisart「コンパクトな人工知能」の適用分野

開発の特長

  1. FPGAに「コンパクトな人工知能」を実装し、リアルタイム性を向上
    • 計算順序の効率化・回路構成の最適化を行い、「コンパクトな人工知能」のFPGAへの実装を実現
    • 推論精度を維持しながら推論処理にかかる演算時間を10分の1に短縮※4し、リアルタイム性を向上
    • ※4従来のディープラーニングをFPGAに実装した場合との当社比較
  2. 回路構成を小型化し、小規模なFPGAへの実装により適用分野を拡大
    • 回路構成の小型化により、組み込みCPUに加えて、小規模なFPGAにも実装できることで低コスト・低消費電力を実現
    • 小規模なFPGAに実装することで、コスト面で人工知能の適用が難しかった家電、エレベーター、高精度地図などへ適用分野を拡大

開発の概要

  人工知能と搭載デバイス 同じ回路規模のFPGAに
実装した場合の処理時間
同じ推論処理を実現した
場合のFPGAの回路規模
今回 コンパクトな人工知能のFPGA搭載 短い
(従来比10分の1※4
小さい
(従来比10分の1※4
従来 従来人工知能のFPGA搭載 長い 大きい

お問い合わせ先

三菱電機株式会社 情報技術総合研究所

〒247-8501 神奈川県鎌倉市大船五丁目1番1号

FAX 0467-41-2142

http://www.MitsubishiElectric.co.jp/corporate/randd/inquiry/index_it.html



三菱電機株式会社 設計システム技術センター

〒661-8661 兵庫県尼崎市塚口本町八丁目1番1号

FAX 06-6497-7189

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