開発の特長
- 独自の負荷変調回路により広帯域動作を実現し、大容量通信に貢献
- 並列配置した2つのGaNトランジスタに、独自の負荷変調回路を適用し、広帯域動作(周波数範囲1.4~4.8GHz)を実現
- 増幅器の広帯域動作により複数の周波数帯利用に対応し、次世代の大容量通信に貢献
- デジタル制御により高効率動作を実現し、移動通信基地局の低消費電力化に貢献
- GaN増幅部への入力信号をデジタル制御することで、電力効率の高い負荷変調条件を実現し、従来比6倍となる比帯域※5110%での電力効率40%以上を達成
- デジタル制御部に当社AI技術「Maisart® 」※6による学習機能を備え、GaN増幅部への入力信号を自動最適制御
- 増幅器の電力効率の向上により、移動通信基地局の低消費電力化に寄与
- ※5
広帯域性を示す指標。帯域幅を中心周波数で除した値
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※6
Mitsubishi Electric's AI creates the State-of-the-ART in technologyの略。
全ての機器をより賢くすることを目指した当社のAI技術ブランド
今後の展開
2019年度以降、通信用変調波信号を用いた実証を行い、5Gを含む移動通信基地局向け増幅器に展開する予定です。