開発の特長
- 気が利く通知:運転者の顔の向きを認識し、見ていない方向の危険を通知
- 自動車先端のフロントカメラの画像から、車両や歩行者などを認識
- DMS※2が運転者の顔の向きを認識し、見ていない方向に見落としの危険がある場合は、警告音とディスプレー表示で運転者に注意を喚起
- ※2
Driver Monitoring System:運転席のカメラが運転者の状況を検知し運転をサポートするシステム
- 自然なナビゲート:常に運転者の音声を認識し、会話感覚で経路を確認
- DMSで運転者の位置を特定し、アレーマイク※3により運転者の音声を高精度に収集
- DMSで運転者の口の開きを認識し、発話の有無を検知することで発話ボタンやトリガーワードの発話が不要
- 経路に関する発話を抽出する音声処理により、運転経路をカーナビと会話する感覚で確認
- ※3
複数のマイク素子が並んでいる機器で音源の位置の特定が可能
今後の展開
想定される多種多様な危険や事故に応じた通知並びに経路案内の対話内容の検討などを進め、2021年以降の実用化を目指します。