開発の特長
- 新たな計測器を取り付けずに、AIが家電ごとの電力使用量を推定
- スマートメーターで計測した住宅全体の電力使用量からAIが家電ごとの電力使用量を推定
- スマートメーターの計量値を活用するため、新たな計測器の取り付けが不要
- 電流センサーなどの計測器を使った従来の推定方法と比べ、蓄積データ量を1%以下に抑制
- 家電ごとの電力使用量の特徴を典型パターン化し、高精度で推定
- 事前にモニター住宅で計測した住宅全体や家電ごとの電力使用量と家族構成や保有家電などの属性情報を基に、AIが3段階のクラスタリングを実施
- 日々の行動時間などの変動をAIが補正し、家電ごとの電力使用量の特徴が類似する住宅をグループ化することで、典型パターンを作成
- 最も類似する典型パターンをAIが自動選択するため、実績値との誤差を抑え、高精度の推定を実現
今後の展開
今後、省エネアシストサービスの検証結果を踏まえて、さらなる推定精度の高度化を目指した研究開発を継続していきます。