開発の特長
- 映像から作業時間や作業ミスを自動検出し、作業分析工数を10分の1に削減
- カメラ映像から抽出した2次元の骨格情報をAIで分析し、作業内容を90%の精度※2で特定
- 特定結果から作業時間や作業ミスを自動検出し、監督者による作業分析工数を10分の1※2に削減
- 作業者にセンサーを付ける必要が無いため、作業者に負荷をかけない作業分析を実現
- ※2
当社工場による検証結果
- 作業者の動きの課題を見える化し、異なる監督者でも標準的な作業改善が可能
- 「動作経済の原則※3」に基づき骨格の動きを分析することにより、目視では見逃しがちな無理・無駄などの体の動きの課題を自動検出して見える化
- 監督者ごとの経験によって異なる課題抽出レベルを標準化し、属人性を排除した作業改善が可能
- ※3
動作研究の先駆者であるギルブレス氏が提唱した、疲労を最も少なくして有効な仕事量を増やす、人間のエネルギーを効率的に活用するための約30項目からなる経験的な法則
今後の展開
今後、当社の生産現場への試験導入を通じて実用化開発を進め、製造工程監視装置や作業分析ソフトウエアとして、2020年度以降、順次市場投入する予定です。